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「挙げる」という言葉は

多くの意味を持っていて、

様々な場面で使われます。

 

この言葉を別の言葉に

言い換えようとすると、

その状況ごとの「挙げる」の意味に

合わせた類語を使う必要があります。

 

そのためには、

「挙げる」の意味と類語を関連付けて

覚えておく必要があります。

 

今回はそんな

「挙げる」の類語について、

まとめました。

「挙げる」の意味は?

 
「挙げる」の意味は

①「そのものを上の方へ動かす」

②「具体的に指し示す」

③「犯人や容疑者を捕まえる」

④「物事を実際に行う」

などがあります。

 

「はっきり示す」「全てを出し尽くす」

という意味合いを持つ時に使われます。

 

例えば、

「素晴らしい成績を挙げた。」

などがあります。
 

「挙げる」の類語は?

 
「挙げる」の類語は

その意味ごとに存在しています。

 

今回はそんな4種類の意味ごとに、

類語を紹介します。

①「持ち上げる」
 

 
「持ち上げる」の意味は、

「手に持って上にあげる」です。

 

実際に手に持ったり、

道具などで支えたりしながら、

上にあげる時に使います。

 

例えば、

「重い荷物を持ち上げる。」などです。

 

「そのものを上の方へ動かす」

という意味の「挙げる」の類語です。

他に、「上げる」などがあります。

 

②「列挙(れっきょ)」
 

 
「列挙」の意味は、

「並べあげる事」

「一つ一つ数え上げる事」

です。

 

いくつもの具体例を示す時に使います。

 

例えば、

「仕様の問題点を列挙する。」などです。

 

「具体的に指し示す」という意味の

「挙げる」の類語です。

 

他に、「列記」「羅列」などがあります。

 

③「検挙(けんきょ)」
 

 
「検挙」の意味は、

「犯人と断定し、捜査を成し遂げる事」

「容疑者を警察に連れて行く事」

などです。

 

刑事事件の犯人を捕まえる時に使います。

 

例えば、

「容疑者を検挙しました。」などです。

 

「犯人や容疑者を捕まえる」

という意味の「挙げる」の類語です。

 

他に、「取り押さえる」「逮捕」

などがあります。

 

④「執り行う(とりおこなう)」
 

 
「執り行う」の意味は、

「式や祭りなど行う」「実際に行う」

などがあります。

 

「行う」の改まった表現として使われます。

 

例えば、

「結婚式を執り行います。」などです。

 

「物事を実際に行う」という意味の

「挙げる」の類語です。

 

他に、「挙行」「執行」

などがあります。

「挙げる」の類語まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「持ち上げる」
「上げる」
「列挙」
「列記」
「羅列」
「検挙」
「逮捕」
「取り押さえる」
「執り行う」
「挙行」
「執行」

「挙げる」の意味は複数あり、

それぞれが全く違う状況で使われます。

 

そのため、「挙げる」の類語も

それぞれの意味ごとに存在し、

数も多くなりますね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。