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街中やネット上で

「イベント開催中!」

「キャンペーン開催中!」

という言葉が飛び交っています。

 

あらゆる所で使われているため、

あまり印象に残らないように感じます。

 

そんな「開催」という言葉を

似たような意味に置き換えて

少し印象を変える事ができないか、

「開催」の類語を調べてみました。

「開催」の読み方、意味は?

 
「開催」は、「かいさい」と読みます。

 

「開催」の意味は

「会や催し物などを開き行う事」す。

 

誰がどのように開いているかは関係なく、

会や催し物などが開いている時に使います。

 

例えば、「近くの公園で、

バザーが開催されています。」

などです。
 

「開催」の類語は?

 
「開催」の類語は多数あるので、

その中の代表例を6つ紹介します。

①「挙行(きょこう)」
 

 
「挙行」の意味は

「式や行事などを行う事」です。

 

日常的に用いられる事は少ないですが、

式典などに使われる事が多くあります。

 

ただし、結婚式の時には

「挙式」と言いかえます。

 

例えば、

「卒業式を挙行します。」などです。

 

②「執り行う(とりおこなう)」
 

 
「執り行う」の意味は

「式や祭りなどを行う事」

「実際に行う事」

などがあります。

 

「実際に行う事」という意味が示す通り、

式や祭りなど以外にも使われる事が多く、

「行う」の改まった表現として用いられます。

 

例えば、

「その業務は、私が執り行います。」

などです。

 

③「主催(しゅさい)」
 

 
「主催」の意味は

「主体となって会などを行う事。

また、その人物や組織・団体の事」

です。

 

その人物や組織・団体が主体となって、

会や催し物などが行われている時に使います。

 

例えば、

「このマラソン大会は、市が主催しています。」

などです。

 

この他にも、

二つ以上の組織や団体が

主体となっている時に使われる

④「共催」

政治や裁判などに関する時に使われる

⑤「執行」

計画などを実際に行う時に使われる

⑥「実施」

なども、広義では類語になります。

「開催」の類語一覧まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「挙行」
「執り行う」
「主催」
「共催」
「執行」
「実施」

今回は「開催」の類語を紹介しました。

 

結果として、

「イベント開催中」「キャンペーン開催中」

という時は、「開催」または「実施」が

適しているように思います。

 

類語は考え始めると

どこまでも広がってしまいます。

 

類語をきっかけに、

色々な言葉の意味を知っていくのも

楽しいかもしれませんね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。