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「姿」という言葉は人の様子を

表す時によく使われる言葉です。

 

その中で「姿」と意味も使い方も

よく似た言葉の事を「類語」と言います。

 

「類語」を知る事で表現の幅が

広がりますので見ていきましょう!

「姿」の意味は?

言い換え

「姿」の意味は

「体の格好」「目に見える人や物の形」

「外から見た様子」「物事のありさま」

などがあります。

 

「姿」は体つきなどの外見や

その服装などを表したり、

その人や物の様子やそこから

受ける印象を表したりする時に使います。

 

例えば、

「彼女の立ち姿は非常に美しい。」

などです。

「姿」の類語は?

では、「姿」の類語を

7種類挙げていきます。

①「格好(かっこう)」
 
格好
 
「格好」の意味は

「外から見た物の形」

「整った姿や形」「物事の状態」

などがあります。

 

「格好」は全体の形や状態を

外から見た時の様子を表すので、

その服装や外見の他に、

行動の事を言う事が多くあります。

 

例えば、

「さりげない気遣いは、格好が良い。」

などです。

 

②「身なり(みなり)」
 
身なり
 
「身なり」の意味は

「衣服をつけた姿やその服装」

「体の格好やその体つき」

などがあります。

 

「身なり」は服装などを含めた外からの

見た目などを表す時に使います。

 

例えば、

「仕事の時は、きちんとした

身なりをしなければいけない。」

などです。

 

③「体裁(ていさい)」
 
体裁
 
「体裁」の意味は

「外から見た様子」

「他人から見た自分の様子」「一定の形式」

などがあります。

 

「体裁」は外から客観的に見られた時の

形や様子を表す時に使います。

 

例えば、

「人前で失敗をしたので、体裁が悪い。」

などです。

 

この他にも、

視覚的な見た目を表す

④「形状」

⑤「外観」

人から受ける印象を表す

⑥「外見」

⑦「風格」

良い印象の見せかけを表す

⑧「見栄」

などもあります。
 

「姿」の類語一覧まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「外見」「外観」
「格好」「風格」
「見栄」「体裁」
「形状」「身なり」

「姿」という言葉はその見た目の

形や状態だけでなく、そこから受ける

印象などを表す時にも使われます。

 

今までは何気なく使い分けていた言葉も、

意味を知った上で使う事で

少しでもその場に適した言葉を

使えるようになれると良いですね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。