干2つ

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皆さんは普段漢字を意識して

見ることはあるでしょうか?

 

お店の名前などで「幵」と言う

干2つの不思議な漢字を見つけると、

気になってしまいますよね。

ことのは先生
ことのは先生
元の「干」は
「~を干す」
などと主に
使われますが、
実は読み方も
多い多様な漢字です。

では、この簡単な「干」ではなく、

ちょっと見ることも少ない「幵」の

漢字について解説していきたいと思います。

「幵」の読み方は?

漢字

この漢字の読み方は

音読み:ケン、ゲン

訓読み:たい(ら)

となります。

 

訓読みは「平」と同じ読み方で、

「干」の漢字だと

音読み:カン、ガン

訓読み:ほ(す)、ひ(る)、たて

訓読み:おか(す)、かか(わる)、もと(める)

となり、全く違う読み方であることが

分かりますね。

「幵」の意味は?

漢字

この漢字の意味は

・高さをそろえていること

・たいらな様子

とされています。

 

しかし、この意味が日常生活において

使用される事例はほとんどありませんが、

書籍内などで使われることがあります。

 

例を挙げると

幸田露伴の著作である「連環記」の中で

「孔子は年十九にして幵官氏を娶られ」

という記述があります。

 

あの有名な孔子の妻が

幵官(けんかん)と、この漢字を

使われている名前だったんですね。

「幵」は名前に使えるの?

漢字

実はこの漢字単体ではありませんが

「幵分(くさわけ)」

という漢字が苗字として使われています。

 

何とこの苗字、

「日本で100人にも満たない」

とされています。

 

生きている間に

「幵分さん」に出会えるだけで

相当ラッキーかもしれません!

 

この記事を読んで、

「幵分さんに会いたい!」

と思った方(笑)

この苗字が使われている地域は

「神奈川県周辺」です!

 

神奈川県に訪れた際は、もしかしたら

幵分さんに会えるかもしれませんね。

 

また、この「幵分」は

創賜、草分という漢字が

変化した形とされています。

 

加えて「幵分」と同じく「くさわけ」

という読み方をする苗字は存在していて、

「草別」「草訳」「草創」「久佐訳」

などがあります。

 

このように幵という漢字は

使用例は少ないながらも、

書籍や苗字に稀に見る漢字ということが

分かっていただけたでしょうか?

 

ここまで読んで頂き

ありがとうございました!

 

この記事を読んだことをキッカケに、

難読漢字などに興味を持って下さる方が

少しでも増えたら嬉しいです!

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。