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「~の効果がある」と聞くと、
「この商品を買ってみようかな」
と言う気持ちになることは
よくあるものです。

「効果」と言うのは
異常な影響力を
持っています。
おそらく今回紹介する類語に
言い換えて宣伝すると
経済効果は下がるでしょう。
それくらい言葉の重要性が
高いとも言えますね。
では、今回はそんな「効果」の意味から
類語までチェックしてみましょう。
「効果」の意味は?
「効果」の意味は、
「何か働きかけをして良い結果になる」
「場面に相応しい技術を使って
雰囲気を出すこと」です。
使い方は、
「この薬は血圧を下げる効果がある」
「このタイミングで効果音を使う」
などです。
「効果」の類語は?
では、「効果」の類語を
6種類紹介していきます。
①「効き目(ききめ)」
「効き目」の意味は、
「あるものに働きかけて得られる効果」
「良い結果が実感できたしるし」です。
使い方は、「この薬は効き目が強い」
「薬の効き目が少しずつ現れてきた」
「この人に何を言っても効き目がない」
などです。
②「効用(こうよう)」
「効用」の意味は、
「何らかの作用で現れる効き目」
「経済学において消費者が商品を利用し
実感する満足度のレベル」です。
使い方は、
「このサプリには何の効用もない」
「嘘の効用」などです。
③「効能(こうのう)」
「効能」の意味は、
「何かの働きで良い結果が得られる」
ことです。
主に体に対する効き目について
使うことが多い言葉です。
使い方は「関節痛に効能のある温泉」
「薬の効能が証明できた」などです。
④「影響(えいきょう)」
「影響」の意味は、
「物事の働きかけが他に行き渡ること」
「あるものへ働きかけを受けた結果」
です。
使い方は、
「彼の言葉は良い影響を与えた」
「彼女は親の影響でピアノを始めた」
「津波の影響はほとんどない」などです。
⑤「成果(せいか)」
「成果」の意味は、
「何かで良い結果を得られること」
です。
自分で頑張って何かをすることに
重点が置かれています。
使い方は「試験で今までの成果が出せた」
「彼の素晴らしい成果を称える」などです。
⑥「作用(さよう)」
「作用」の意味は、
「力を加えて影響を及ぼすこと」
「生きていく為に備わっている機能」
「物体がもう1個に与える力」です。
使い方は、「薬には副作用がある」
「動物の消化作用」などです。
「効果」の類語一覧まとめ!

「効き目」
「効用」
「効能」
「影響」
「成果」
「作用」
どうでしたか?
「効果」と言う1つの言葉から
こんなにも広がるのが日本語の
面白い所なのかもしれませんね。
この記事の監修者

- 公立高校国語教師・漢字検定準1級
- 現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。
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