行く

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では、さっそくですが

「行く」の意味から類語まで

紹介していきたいと思います。

 

類語の意味にも自分の状況に合った

言い換えがあるかもしれませんので、

色々な言葉に注目してみて下さいね。

「行く」の意味は?「往く」との違いは?

言い換え

「行く」の意味は、

「どこかに移動すること」「歩きながら進むこと」

「年月が経つこと」「流れること」

「物事が進むこと」「物事をすること」

「通り過ぎること」「年齢的に成長すること」

「気分が十分に満たされること」「嫁ぐこと」

などよく考えると、

たくさんの意味があります。

 

使い方は、

「行く年、来る年」「行く水のようだ」

「試験が上手く行く」「向こう岸に行く船」

「年の行かない子」「嫁に行く」

のような使い方もあります。

 

また、同じ読み方で違う漢字の

「行く・往く」も見てみましょう。

ことのは先生
ことのは先生
「行く」は
ただたんに
AからBへ移動
「往く」は
目的があり
戻るのが前提で
AからBへ移動
となります。

往復などで使われる漢字なので、

分かりやすいですね。

「行く」の類語は?

類語

では、「行く」を言い換えると

どんな言葉があるのか見ていきたいと思います。

 

①「進む(すすむ)」

「進む」の意味は、

「前に向かって動いていくこと」

「物事が上手く行くこと」「勢いが良いこと」

「物事のレベルが高くなること」

「やる気になること」「ある業界に進むこと」

「他より先を行くこと」の意味があります。

 

使い方は、

「勉強が進む」「食が進む」「進んだ技術を学ぶ」

「大学に進む」「医療業界に進む」

「気が進む」「時計を5分進ませる」

のような使い方もあります。

 

②「移る(うつる)」

「移る」の意味は、

「場所や並びが変わること」

「人の気分や状態が変わること」

「時間が経過すること」

「あるものに色や匂いが染み付くこと」

「ある状態が他にも影響すること」

の意味があります。

 

使い方は、

「他の部署に移る」「関心が他のものに移る」

「時代が移る」「食べ物の匂いが服に移る」

などです。

 

③「通う(かよう)」

「通う」の意味は、

「決められた区間を何度も行き来し続けること」

「特定の場所を自由に行き来すること」

「ある場所を止まらずに流れること」

「気持ちが相手に伝わること」

「道筋が通じていること」「共通していること」

の意味があります。

 

使い方は、

「電流が通う」「気持ちが通う」

「都に通う道」「似通った考え方」などです。

 

④「至る(いたる)」

「至る」の意味は、

「目的地に行き着くこと」

「ある時間が来ること」

「ある状態になること」「行き届くこと」

「自分の方に向かってくること」です。

 

使い方は、

「今に至る」「事故に至る」

「日本全国に至る」「好機に至る」などです。

「行く」の類語一覧まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「往く」
「進む」
「移る」
「通う」
「至る」

どうでしたか?

幅広い言葉なので、その状況によっても

様々な言い換えができることもあり、

状況別だととんでもない数の言葉になると思います。

 

今回は同じく幅広い類語を紹介したので、

ほとんど同じ状況で使える言葉と言えるでしょう。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。