意識

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「意識」という言葉は、

「彼女はようやく意識を取り戻した」

などと、ドラマや映画などで

よく聞く言葉だと思います。

 

何となく意味は分かるけど

ハッキリと説明できないという方も

多いのではないでしょうか?

ことのは先生
ことのは先生
英語では
「senses」
「awareness」
「consciousness」
などと言います。

では、今回はそんな「意識」について

意味や類語を見ていきましょう。

「意識」の意味は?

類語

「意識」の意味は、

「脳が物事を認識できる状態にあること」

「状況をはっきり把握できること」

「社会的な関心を持つこと」

となります。

 

使い方は、

「彼は意識不明の重体だ」

「相手の存在を意識しすぎる」

「意識的に筋肉を動かす」

「彼は仕事に対する意識が低い」

などです。

「意識」の類語は?

①「正気(しょうき)」

「正気」の意味は、

「意識が正常であること」です。

 

使い方は、

「あの人は正気を失っている状態だ」

「彼はずっと正気でいた」「正気を取り戻す」

「彼女の発言は正気とは思えない」

などです。

 

②「正体(しょうたい)」

「正体」の意味は、

「あるものの本当の姿」

「意識が正常であること」です。

 

使い方は、

「化け物の正体を暴く」「正体がばれてしまった」

「あれが彼女の正体だ」「正体不明の人物が現れた」

などです。

 

③「自覚(じかく)」

「自覚」の意味は、

「自分の立場や状態をきちんと把握すること」

「仏教において自身で迷いを断ち切って

悟りに至ること」です。

 

使い方は、

「自分の長所も短所も自覚している」

「自覚症状なし」「責任の重大さを自覚する」

「病気を自覚する」などです。

 

④「認識(にんしき)」

「認識」の意味は、

「物事を知ると同時にその意味を理解すること」

「哲学において物事の何であるか把握すること」

です。

 

使い方は、

「彼は物事に対する認識が甘い」

「あの人には事態を認識できなかった」

「彼女の認識が間違っていた」「自分の立場を認識する」

などです。

 

⑤「感覚(かんかく)」

「感覚」の意味は、

「視覚や聴覚、嗅覚、味覚、触覚などで

様々な刺激を感じること」

「心で良し悪しを感じること」

「何かをする時の心構え」です。

 

使い方は、

「皮膚の感覚が鈍くなった」

「彼女の美的感覚は鋭い」

「彼には金銭感覚がない」

「お試し感覚でエステを受けてみる」などです。

 

⑥「配慮(はいりょ)」

「配慮」の意味は、

「気配りをすること」です。

 

使い方は、

「環境に配慮した商品」

「彼には他の人への配慮が足りない」

「周りの人の配慮に感謝する」

「優先的に配慮する」「安全性に十分に配慮する」

などです。

「意識」の類語一覧まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「正気」
「正体」
「自覚」
「認識」
「感覚」
「配慮」

どうでしたか?

意識は五感の「眼耳鼻舌身」とは少し別ですが、

「第六の心」と言われています。

 

重要な感覚であるだけに、

改めて壮大な言葉と思います。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。