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「報告」と言う言葉は、
ビジネスでよく使われます。

「報連相」
(ほうれんそう)
が有名です。
報告、連絡、相談が重要という意味ですね。
「報告」する行為そのものだけでなく、
「報告」する内容も重要な意味を
持っていることが多いです。
では、そんな「報告」の意味、類語を
順番に見ていきましょう。
「報告」の意味は?
「報告」の意味は、
「その場の様子や結果などを知らせること」
「何らかの業務を任された人が、
状況や結果などを伝えること」です。
使い方は、
「検査の結果を報告する」
「事件の経過を報告する」などです
「報告」の類語は?
では、「報告」を言い換えると
どんな言葉があるのか見ていきましょう。
①「レポート」
「レポート」は英語の「report」のことで、
「リポート」とも言います。
意味は
「取材で現地に赴いて状況を報告すること」
「調査や研究などの報告書」です。
使い方は、
「研究レポートを提出する」
などです。
②「ルポ」
「ルポ」は聞き慣れない
言葉かもしれませんが、
「ルポルタージュ(reportage)」
の略です。
意味は
「社会的な事件などを客観的に執筆する文学ジャンル」
「メディアにおける現地からの報告」です。
使い方は、
「国際的な題材のルポが増えている」
「戦争のルポが前面に押し出されている」
「職場のルポを読む」などです。
③「通信(つうしん)」
「通信」の意味は、
「文書などで状況を人に知らせること」
「手紙や電話などで情報を伝えること」です。
使い方は、
「通信教育で資格を取る」
「無線を使って通信する」などです。
④「一報(いっぽう)」
「一報」の意味は、
「一度告げ知らせること」
「簡単にお知らせすること」
「初めてのお知らせ(第一報)」です。
使い方は、
「現地に着きましたら御一報ください」
「本社に第一報を送った」などです。
⑤「知らせ(しらせ)」
「知らせ」の意味は、
「相手に知らせること」
「通知すること」
「何らかの出来事が起こる前兆」です。
使い方は、
「良からぬ知らせを受ける」
「お知らせの手紙を受け取る」などです。
ちなみに、良くない出来事が起こりそうな時、
「虫の知らせ」と言うこともありますよね。
⑥「案内(あんない)」
「案内」の意味は、
「相手の目的地まで導くこと」
「場所を見せながら歩くこと」
「他の人に取り次ぐこと」
「状況を知らせること」
「物事の内部事情」です。
使い方は、
「学校の入学案内を送付する」
「案内を請う」などです。
「報告」の類語一覧まとめ!

「レポート」
「ルポ」
「通信」
「一報」
「知らせ」
「案内」
どうでしたか?
「報告」はビジネスでの使用が多いので、
言い換えても比較的フォーマルな言葉が
多かったかもしれませんね。
この記事の監修者

- 公立高校国語教師・漢字検定準1級
- 現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。
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