報告

この記事は約 2 分で読めます。

「報告」と言う言葉は、

ビジネスでよく使われます。

ことのは先生
ことのは先生
ビジネスでは
「報連相」
(ほうれんそう)
が有名です。

報告、連絡、相談が重要という意味ですね。

 

「報告」する行為そのものだけでなく、

「報告」する内容も重要な意味を

持っていることが多いです。

 

では、そんな「報告」の意味、類語を

順番に見ていきましょう。

「報告」の意味は?

意味

「報告」の意味は、

「その場の様子や結果などを知らせること」

「何らかの業務を任された人が、

状況や結果などを伝えること」です。

 

使い方は、

「検査の結果を報告する」

「事件の経過を報告する」などです

「報告」の類語は?

意味

では、「報告」を言い換えると

どんな言葉があるのか見ていきましょう。

①「レポート」

「レポート」は英語の「report」のことで、

「リポート」とも言います。

 

意味は

「取材で現地に赴いて状況を報告すること」

「調査や研究などの報告書」です。

 

使い方は、

「研究レポートを提出する」

などです。

 

②「ルポ」

「ルポ」は聞き慣れない

言葉かもしれませんが、

「ルポルタージュ(reportage)」

の略です。

 

意味は

「社会的な事件などを客観的に執筆する文学ジャンル」

「メディアにおける現地からの報告」です。

 

使い方は、

「国際的な題材のルポが増えている」

「戦争のルポが前面に押し出されている」

「職場のルポを読む」などです。

 

③「通信(つうしん)」

「通信」の意味は、

「文書などで状況を人に知らせること」

「手紙や電話などで情報を伝えること」です。

 

使い方は、

「通信教育で資格を取る」

「無線を使って通信する」などです。

 

④「一報(いっぽう)」

「一報」の意味は、

「一度告げ知らせること」

「簡単にお知らせすること」

「初めてのお知らせ(第一報)」です。

 

使い方は、

「現地に着きましたら御一報ください」

「本社に第一報を送った」などです。

 

⑤「知らせ(しらせ)」

「知らせ」の意味は、

「相手に知らせること」

「通知すること」

「何らかの出来事が起こる前兆」です。

 

使い方は、

「良からぬ知らせを受ける」

「お知らせの手紙を受け取る」などです。

 

ちなみに、良くない出来事が起こりそうな時、

「虫の知らせ」と言うこともありますよね。

 

⑥「案内(あんない)」

「案内」の意味は、

「相手の目的地まで導くこと」

「場所を見せながら歩くこと」

「他の人に取り次ぐこと」

「状況を知らせること」

「物事の内部事情」です。

 

使い方は、

「学校の入学案内を送付する」

「案内を請う」などです。

「報告」の類語一覧まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「レポート」
「ルポ」
「通信」
「一報」
「知らせ」
「案内」

どうでしたか?

「報告」はビジネスでの使用が多いので、

言い換えても比較的フォーマルな言葉が

多かったかもしれませんね。

他の記事も見る

この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。