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「置く」と言う言葉は、

日常生活の中でよく使う言葉でしょう。

 

それだけに深い意味は考えずに、

何となく「置く」と言っていることが

多いのではないでしょうか。

 

今回はそんな「置く」の意味から類語まで

解説していきたいと思います。

ことのは先生
ことのは先生
類語の意味にも
自分の状況に
合った言い換え
のヒントが
あるかもしれません。

それでは、色々な言葉に注目しながら

読んでみて下さいね。

「置く」の意味は?

意味

「置く」の意味は、

「人や物を特定の場所に位置させること」

「人をある場所に残すこと」

「新しく何かを設けること」

「人をある職業や地位に付かせること」

「時間や空間に間を作ること」

「ある状態のままにすること」

「預け入れること」などの意味もあります。

 

使い方は、

「足を台の上に置く」「海外にも支社を置く」

「職場にサポート係を置く」「質に置く」

のような使い方があります。

「置く」の類語は?

類語

では、「置く」を言い換えた言葉を

6個紹介していきたいと思います。

①「据える(すえる)」

「据える」の意味は、

「物を特定の場所に固定しておくこと」

「建物を設置すること」

「人をある職業や地位に就かせること」

「心にしっかり決めること」

「厳しく見張ること」「捺印すること」

「お灸をすること」などの意味gあります。

 

使い方は、

「カメラ用の三脚を据える」「基地を据える」

「窓側に据える」「専務に据える」

「印を据える」「お灸を据える」などです。

 

②「敷く(しく)」

「敷く」の意味は、

「物を平らに広げること」

「物を乗せる前に平らに置くこと」

「設置すること」「配置すること」

「隅々まで行き渡ること」

「力で押さえつけること」

などの意味もあります。

 

使い方は、

「シートを地面に敷く」「庭に砂利を敷く」

「広範囲にネットワークを敷く」

「法令を敷く」などです。

 

③「配する(はいする)」

「配する」の意味は、

「割り当てること」「あしらうこと」

「流刑にすること」です。

 

使い方は、

「重要な場所に人を配する」

「庭に大きな石を配する」

「自分の前後に守りを配する」などです。

 

④「設ける(もうける)」

「設ける」の意味は、

「事前に用意すること」

「建物や機器などを設置すること」です。

 

使い方は、

「来賓席を設ける」「厳しいルールを設ける」

「相談窓口を設ける」などです。

 

⑤「就ける(つける)」

「就ける」の意味は、

「何らかの地位を与えること」

「ある人に指導を受けること」です。

 

使い方は、

「彼を総合職に就ける」「彼女をリーダーに就ける」

「有名なアーティストに就ける」

「強い武道家に就ける」などです。

 

⑥「残す(のこす)」

「残す」の意味は、

「とどめておくこと」

「元の状態にしておくこと」

「部分的に手を付けないでおくこと」

「貯め込むこと」

「消さずに現状維持しておくこと」

「後世に引き継ぐこと」の意味があります。

 

例えば

「子供を自宅に残して出掛ける」

「歴史ある町並みを残す」

のような使い方ができます。

「置く」の類語一覧まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「据える」
「敷く」
「配する」
「設ける」
「就ける」
「残す」

どうでしたか?

「置く」はただたんに物を置くだけなく、

色々な意味を持っていました。

 

その為、言い換えも幅広い意味を持つ言葉が

多かったと思いますが

意味によって類語も選ぶ必要がありますね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。