この記事は約 2 分で読めます。

 
いつも使っている言葉はほぼ無意識で

発せられている物も多いでしょう。

 

専門的な言葉は別として、

一般に使われている言葉の中でも

良く耳にする「連絡」

 

そんな「連絡」という言葉、

類語として置き換えられる言葉は

意外と思いつきませんね。

 

今回はそんな

連絡の類語にあわせて意味や英語など、

この言葉を徹底的に

解析してみたいと思います。

「連絡」の意味は?

 
「連絡」という言葉について、

いつの時点で学習する

漢字なのかを見てみましょう。

 

まず「連」は

小学校4年生で習う漢字です。

 

次に「絡」ですが、こちらは

中学校に入ってから習う漢字なので、

「連絡」をしっかりと学習するのは

中学校に入ってからとなります。

 

そんな連絡には3つの意味があります。

1.関連する事

2.気持ちや考えを知らせる事

3.二つの地点が互いに通じている事

 

同じ「連絡」という言葉でも

使う場面によって全く意味が異なってきます。

 

前後の文脈をしっかりと読み取り、

場に合った使い方が

できるように心がけましょう。
 

「連絡」を言い換えると?

 
連絡の類語として代表的な言葉は

「接続」です。

接続の意味は下記の2つです。

・二つ以上の物が繋がる事、また繋げる事

・二つ以上の交通機関が連絡している事

 

意味を見ると「連絡」は情報が

相手に伝わる事が本来の意味とされています。

 

物事が相手にすぐに繋がる場合や、

一方からもう一方に繋がる際の

仲介の役目を幡る際にも使われます。

 

「接続」は物や言葉が直接的に

繋がっている場合が多く、

時間的にも短時間で繋がる際に

使われる事がよくあります。

 

「連絡」と「接続」を使った例文を

それぞれ見てみましょう。
 

 
●連絡の例文

・彼からの連絡がここ数日途絶えている。

・電車が遅れたので

学校に遅刻の連絡を入れた。

・本土と島の間には連絡船が行き来している。

 

●接続の例文

・テレビとパソコンを接続した。

・この駅で電車が停車したのは

特急に接続する為だ。

・復旧するには二本のパイプを

接続しなければならない。

「連絡」の英語は?

 
「連絡」ですが、英語ではどのように

表現されているのでしょうか?

 

一番しっくりくるのは「contact」です。

 

Contactですが、

実際には「連絡する」という

使い方以外に「接続」の意味も

持っています。

 

どのような場合に

使われているのかを見てみましょう。

 

●「連絡する」として使う場合
 
・警察と連絡を取る

Contact the police.

●「接続」として使う場合

・次の駅でバスと連絡している

There is a bus connection

at the next station.

 

他にもこんな英語でも表現できます。

・彼女と中々連絡がつかない

I’m having trouble

getting in touch with his.

・人に手紙で連絡する

Write to a person

get in touch with

a person by mail.
 
・私たちは定期的に連絡を取り合っている

We correspond

with them regularly.

 

「連絡」は相手に何かを

伝える際に使われる言葉で、

とても重要な場合もあります。

 

対して類語である「接続」は

伝える事柄にそれ程の重要性を

持っていない場合があり、

日常で使用する際には

やはり「連絡」が良く使われますね。
 

他の記事も見る

この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。