読んでもらう

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上司や先輩に資料を読んでもらう時や、

学校の先輩に本を渡す時

「読んでもらう」

と言う行動をとりますよね。

 

そんな時、

「読んでください」

と言う方が多いのではないでしょうか?

ことのは先生
ことのは先生
もちろん
正解です。
しかし、
年配の方は
この表現は
失礼と思う方も
いるようです。

では、他にどんな種類があるのかを

解説していきたいと思います。

「読んでもらう」の敬語は?

敬語

今回の言葉は敬語の中で言う

「尊敬語」となるでしょう。

 

尊敬語は敬意を表する

相手の持ち物や動作など、

相手を上にたてて敬う表現をします。

 

そして「読む」の尊敬語は

「お読みになる」

と言う表現になります。

なので、「読んでもらう」は

「お読みになってください」

がそのまま敬語にした表現となります。

 

しかし、まわりくどい感じもするので、

①「読んでください」

②「お読みください」

③「お読みになってください」

は使う相手、その場の状況で

適した言葉を選びましょう。

 

さらに、ビジネスシーンなどで

使うことが多い表現として

④「ご一読ください」

と言う言葉もあります。

 

会話の中ではあまり使わない

「ご一読」ですが、

ビジネスメールでは有効です。

 

「読んで下さい」の直接的な敬語ではなく

少し違う方向からの表現になりますが、

⑤「ご確認ください」

⑥「お目通しください」

も同じ状況で使える言葉です。

 

どうでしたか?

どれが正しいと言うよりは、

その場にあった言葉を選ぶと良いです。

 

正しい敬語も大切ですが、丁寧な対応を

しようとする姿勢が大切だと思いますので

少しずつ意識して会話に取り入れましょう。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。