返信ありがとう

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「返信ありがとう」と言う

気持ちを伝えたい時は多いと思いますが、

先輩やビジネスでこの言葉を

そのまま使うわけにはいきません。

ことのは先生
ことのは先生
漢字では
「有難う」と書き、
「有ることが
難しい状態」
つまり
「珍しい」という
意味を含む言葉です。

自分に対して珍しい心遣いなどを

してくれたことへの感謝を表すことから、

現在の感謝を表す

「ありがとう」となったんですね。

 

では、そんな深い意味も込めて、

きちんと敬語表現を使って

お礼を言う言葉を紹介していきます。

「ありがとう」の敬語は?

敬語

「ありがとう」を敬語にするときには

①「ありがとうございます」

②「ありがとうございました」

とするのが普通です。

 

「有難い」という形容詞に

「ございます」が付いて、

ウ音便化したものが

「ありがとうございます」です。

 

敬語としては上記で言いのですが、

さらに意味を深める方法として

③「本当にありがとうございます」

④「大変ありがとうございます」

⑤「誠にありがとうございます」

とするとさらに尊敬の念を込めれます。

 

ビジネスで使う場合は、

「心底から」という意味も含む

「誠にありがとうございます」

を使うのをお勧めします。

「返信」の敬語は?

返信

さきほどの敬語を使うと、

「返信ありがとう」にたいしては

「返信ありがとうございます」

となります。

 

しかしこれでは、

ビジネスシーンではふさわしくないでしょう。

 

「返信」に丁寧語の「御」をつけて

①「ご返信ありがとうございます」

②「御返信ありがとうございます」

とすればより丁寧で、

「ご返信」よりも「御返信」の方が

固い表現です。

 

さらに丁寧にしたければ、

③「ご返信くださりありがとうございます」

④「ご返信をくださいましてありがとうございます」

などと言うこともできます。

 

以上ですが、無難なところだと

「ご返信くださり誠にありがとうございます」

「ご返信誠にありがとうございます」

など、組み合わせると20種類の表現となります。

 

状況に応じて、

上手く使ってみて下さいね。

ことのは先生
ことのは先生
余談ですが、
相手からの返事
「返信」に対して、
こちらからの通信を
「往信(おうしん)」
と言います。

それでは、また他の記事も書いているので

気になるのがあれば読んでみて下さいね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。