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「体験談」というと身近な人との会話でも、
よく語ったり聞いたりすることが
あると思います。
最近ではネットが普及しているので、
パソコンやスマホで気になる
「体験談」を探すこともあるでしょう。
今回はそんな
「体験談」の意味や類語
について紹介したいと思います。
「体験談」の意味は?
「体験談」の意味は、
「自分が実際に体験したことに関するお話」
です。
人から聞いた話ではなく、
実際に自分の目の前で起きたことに
関する話を指します。
例えば、
「出産を迎えた人の体験談」
「結婚相談所を利用した人の体験談」
などはネットや広告などで
よく見かけたりしませんか。
また、
「○○について自身の体験談を話す」
と言う使い方も多いですね。
ちなみに、「体験」は、
「実際に見たり聞いたり実践したりすること」
「見たり聞いたり実践したりすることで
習得した知識や技術」を意味しています。
「体験談」の類語は?
では、「体験談」の主な類語を
2つ紹介していきます。
①「経験談(けいけんだん)」
まず「経験」の意味から説明すると、
「体験」とほぼ同じで
「実際に見たり聞いたり実践したりすること」
「見たり聞いたり実践したりすることで
習得した知識や技術」です。
哲学においては、
「感覚や知覚などが与えてくれるもの」
を意味しています。
「体験」は「戦争体験」「初体験」
と言う言葉があるのに対して、
「経験」は「長年の経験」「経験が浅い」
と言う言葉があります。
つまり、
「経験」に「談」を加えた「経験談」は、
「自分が実際に経験したことに関するお話」です。
例えば、
「経験談を交えながら自己紹介をする」
「アルバイトの経験談を話す」
などの使い方ができます。
②「見聞録(けんぶんろく)」
「体験」「経験」に似た意味の言葉に、
「見聞(けんぶん)」
と言う言葉もあります。
「見聞」の意味は、
「実際に見たり聞いたりすること」
「見たり聞いたりすることで
習得した知識や経験」です。
さきほどの「体験」や「経験」には
見たり聞いたりしたこと以外に、
実践することも意味しています。
一方、
「見聞」には実践することは含まれておらず、
見たり聞いたりしたことだけを
意味しています。
例えば、
「不思議なことを見聞する」
「見聞を広める」
のような使い方ができます。
つまり、
「見聞」に「録」を加えた「見聞録」は、
「見たり聞いたりしたことを記録したもの」
です。
歴史的なで「○○見聞録」と言う、
名前の資料を聞いたことはありませんか。
「東方見聞録」がその1つですが、
「東方見聞録」に関して言うと
「東方について見たり聞いたりしたことを
記録したもの」です。
どうでしたか?
「体験談」は抽象的な話ではなく、
具体的な話が聞ける便利な言葉です。
その為、類語は逆に
少し使いにくくなるかもしれませんね。
この記事の監修者

- 現役の国語教師です。形式的なWeb辞書のようなものではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえるサイトを目指します。
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