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「見学」は子供の頃から今に至るまで、
数えきれないくらい
経験してきたのではないでしょうか。
家族や友人と何かを
「見学」することもあれば、
学校や職場、地域活動でも
「見学」の機会はたくさんあるでしょう。
では、そんな「見学」について、
意味や類語を紹介したいと思います。
「見学」の意味は?
意味は、
「ある物事の実際の様子を
見ながら情報収集すること」
「怪我や体調不良などの事情で、
体育や運動部などで実技は行わずに
見て勉強すること」です。
使い方は、
「職場見学の機会を設ける」
「施設内を見学する」などです。
「見学」の類語は?
では、「見学」の主な6つの
類語を見ていきましょう。
①「見物(けんぶつ)」
「見物」の意味は、
「観光名所や催しを見ながら楽しむこと」
「見物している人」
「面白くて見る価値のあるもの」です。
使い方は、
「お祭りを見物する」
「思ったよりも見物客が少ない」などです。
「高みの見物」と言って、
「第三者として気軽な感じで、
物事の成り行きをただ見ていること」
を意味する言葉もあります。
②「観覧(かんらん)」
「観覧」の意味は、
「見物すること」です。
使い方は、
「個展の観覧に出掛ける」
「プロレスの試合を観覧する」などです。
「見物する人」のことを、
よく「観覧者」と言います。
③「参観(さんかん)」
「参観」の意味は、
「特定の場所に出向いて見ること」
「照らし合わせながら見ること」です。
使い方は、
「子供の授業参観に行く」
「皇居の参観をする」などです。
④「視察(しさつ)」
「視察」の意味は、
「実態を把握するために
現場に出向いて様子を見ること」です。
使い方は、
「被災地の視察に行く」
「飲食店を視察する」
「オリンピック予定地を視察する」などです。
⑤「拝観(はいかん)」
「拝観」の意味は、
「歴史建造物や宝物などを
謹んで観覧すること」です。
使い方は、
「宝物を拝観する」
「仏像を拝観する」
「お城の本殿を拝観する」などです。
また、
歴史建造物の書置きやパンフレットに、
「ご自由にご拝観ください」
と書かれていることがよくあります。
⑥「来観(らいかん)」
「来観」の意味は、
「見に来ること」
「実際にその場に来て見物すること」です。
「見物に来た人」のことを
「来観者」と言います。
例えば、
来観者に対してお話しする時に、
「ご来館の皆様」
と呼びかけることを聞いたことないですか。
他の使い方としては、
「劇場に来観した人に挨拶する」
「多くの方が施設に来観した」などです。
来ると言う意味が含まれているため、
基本的に「私が来観する」
のように使うことはありません。
「見学」の類語一覧まとめ!

「見物」「観覧」
「参観」「視察」
「拝観」「来観」
どうでしたか?
私たちはこれからもきっと、
多くものを「見学」するでしょう。
その際もその場に合った
「見学」ができると良いですね。
この記事の監修者

- 公立高校国語教師・漢字検定準1級
- 現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。
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