責任

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「責任」と言う言葉からは、

重要な意味が感じられませんか。

 

とは言え、形の無いことなので

辞書での意味や言い換えるとなると

中々思い浮かばないものです。

ことのは先生
ことのは先生
英語でも
・responsibility
・liability
・duty
などがあり、
微妙なニュアンスの
違いを持つ言葉です。

それでは、今回は「責任」の意味、

類語との意味の違いなどを

順番に見ていきましょう。

「責任」の意味は?

意味

「責任」の意味は、

「立場的な状況から

果たさなければならない任務」

「自分の言動の結果として

起こった問題に責めを負うこと」

です。

 

法律的に

「違法行為に制裁を加えられること」

を意味することもあります。

 

使い方は、

「経営者としての責任がある」

「トラブルの責任は企業側にある」

「刑事責任を負う」などです。

「責任」の類語は?

読み方

それでは「責任」を言い換えると

どんな言葉があるのか見てみましょう。

 

①「責め(せめ)」

「責め」の意味は、

「心身に負担を与えて追い詰めること」

「背負わされた責任や任務」

「刀の鞘や扇子の端にある、はめながら留める輪」

です。

 

また、横笛では

「強めに吹き鋭い高音を出すこと」

邦楽では

「終曲が近づいて急調子になる部分」

など様々な意味を持っています。

 

使い方は、

「彼女は自分を責めに責めた」

「違法行為の責めを負う」などです。

 

②「責務(せきむ)」

「責務」の意味は、

「果たさなければならない責任や任務」

です。

 

使い方は、

「政治家としての責務を果たす」

「これが医療従事者としての責務だ」

「大きな責務を担う」などです。

 

③「任務(にんむ)」

「任務」の意味は、

「責任を持って果たさなければならない務め」

です。

 

使い方は、

「任務を全うする」

「自分の任務を人に託す」

「特別任務を帯びている」などです。

 

④「義務(ぎむ)」

「義務」の意味は、

「立場的に負わなければならない務め」

「倫理学に当たり前のようにすべきこと」

「法律的に課せられる拘束」です。

 

使い方は、

「国民としての義務を果たす」

「道徳上の義務がある」

「納税の義務を負う」などです。

 

⑤「役目(やくめ)」

「役目」の意味は、

「役として果たさなければならない任務」です。

 

使い方は、

「これが親の役目だ」

「こんな役目を持っている」などです。

 

⑥「務め(つとめ)」

「務め」の意味は、

「必ず果たさなければならない責任」

「企業に雇われて働くこと」

「仏道修行」です。

 

使い方は、「納税は国民の務めだ」

「毎日の務めを欠かさずに行う」

などです。

「責任」の類語一覧まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「責め」
「責務」
「任務」
「義務」
「役目」
「務め」

どうでしたか?

「責任」と言う言葉なので、

類語も全てフォーマルな言葉でしたね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。