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「減少」という言葉は、

数量の変化を示す時によく使うです。

 

対義語もセットで使う言葉なので、

覚えやすいと思います。

 

また、

その対義語と似た言葉も紹介するので、

その時に合った言葉を使用して下さいね。

 

では、「減少」の意味や対義語から

チェックしていきましょう。

「減少」の意味は?

「減少」の意味は、文字通り

「物の数量が減って少なくなること」

「意識的に減らして少なくすること」

といった意味です。

 

例えば、高齢化社会が

深刻化している現代社会では、

「人口が減少する」「子供の数が減少する」

などと使います。

 

また、

「意識的に減らして少なくすること」

の意味だと、「体重を減少させる」

のような使い方ができます。

「減少」の対義語は?

「減少」の対義語は、

「増加(ぞうか)」です。

 

「増加」は「増える+加える」で、

意味は「物の数量が増えて多くなること」です。

減少と同じく、

「意識的に増やして多くすること」

の意味もあります。

 

「減少」とセットで使える便利な言葉で、

「人口が増加する」「子供の数が増加する」

のような使い方ができます。

 

さらに、

「意識的に増やして多くすること」

の意味では、「生産量を増加させる」

のような使い方ができます。

「減少」の対義語の言い換え方は?

では、対義語である「増加」の

主な類語を3つ見ていきましょう。

①「増量(ぞうりょう)」

「増量」の意味は

「量が増えること」

「意識的に量を増やすこと」です。

 

「増加」が物の数にも量にも

使えるのに対して、

「増量」は物の量に対して

使うことが多いです。

 

例えば、

「体重を増量する」「薬剤を増量する」

のような使い方ができます。

 

筋肉を増やしたいアスリートが、

「筋肉を増量したい」

と言うことも多いですね。

 

②「増大(ぞうだい)」

「増大」は「増える+大きい」で、

意味は「増えて大きくなること」です。

 

あるいは、

「意識的に増やして大きくすること」

の意味もあります。

 

これらは

「不快感が増大していく」

「給付金を増大する」

のような使い方ができます。

 

③「増殖(ぞうしょく)」

「増殖」の意味は

「増えること」「意識的に増やすこと」です。

 

生物学では「分裂して組織が増えること」を、

「増殖」と言うことがあります。

 

この場合の「増殖」は、

「繁殖」とほぼ同じ意味で使います。

 

「増えること」の意味では、

「遺産を増殖する」

「分裂して組織が増えること」の意味では、

「細菌が増殖する」「微生物が増殖する」

のような使い方をします。

 

どうでしたか?

対義語は「増加」と分かりやすいですが、

状況によってはその類語も

うまく使い分けて下さいね。
 

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。