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「大丈夫」という言葉は、

誰もが知っている

日常的に使われている言葉です。
 

あまりに身近で、

当たり前のように使っているせいで、

「大丈夫」という言葉について、

正しく把握できていないように感じます。
 

今回は、

「大丈夫」の読み方、意味、類語

についてまとめました。

「大丈夫」の読み方と意味は?

「大丈夫」の読み方は、

  • だいじょうぶ
  • だいじょうふ

です。
 

「大丈夫」の意味は、

  • 危なげない様子
  • しっかりしている様子
  • 心配ない様子
  • 間違いなく、確かに
  • 一人前の立派な男子

などがあります。
 

「大丈夫」の間違った使い方とは?

「大丈夫」は

「必要か?必要ないか?」

「できるか?できないか?」

という確認や、その返事として

使われるようにもなっています。
 

例文としては、

  • ご飯のおかわりは大丈夫ですか?
  • 大丈夫です。

などです。
 

この場合は、

  • ご飯のおかわりは必要ですか?
  • 必要ありません。

という意味になります。
 

非常にわかりにくい表現で、

間違った使い方ではありますが、

若い世代から広がってきています。
 

「大丈夫」の類語と対義語は?

「大丈夫」の類語は、

  • 危険がない時に使う「安全」
  • 恐れや疑いがない時に使う「安心」</li>
  • 間違いがない時に使う「確か」
  • 満足な時に使う「良好」
  • 丈夫で強い時に使う「頑丈」

などがあります。
 

「大丈夫」の対義語は、

「駄目」です。
 

「駄目」の意味は、

  • 悪い状態
  • 効果がない
  • できない

などがあります。
 

「大丈夫」の英語は?


 
「大丈夫」を英語で表わすと、

  • all right
  • fine
  • OK

などが当てはまります。
 

しかし、「大丈夫」という言葉が、

幅広い意味で使われているために、

状況に応じて使い分ける必要があります。
 

簡単に分けると、

  • 問題なく調子が良い場合
  • 「fine」

  • 特に大きな問題ではない場合
  • 「all right」

  • 軽くくだけた表現で言う場合
  • 「OK」

となります。
 

その他にも、

安全という意味の場合は「safe」

確かに・間違いなくという意味の場合は

「surely」なども使えます。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。