この記事は約 1 分で読めます。

 
桜が咲くなどと「咲」は

訓読みではよく使われますが、

「音読み」で見たことありますか?

 

「咲」と見るとアニメのタイトル

を思い出す方もいるかもしれませんが、

これは「Saki」になり

音読みで使われていません。

 

普段よく見るけど、

よく考えたらすごく難しいですよね。

 

さらに「咲う」という漢字もあるそうで。

 

今回はそんな「咲」の

漢字の読み方についてまとめました。

「咲う」って何て読むの?

では、

まずは「咲う」と書かれてたら

どう読むのか見ていきましょう。

「咲く」は元々「笑う」の古字になります。

(昔は使われていたが

今の標準的な使い方と異なる漢字)

 

つまり、

「咲う」を「わらう」と読めるんです。

 

当時、中国の詩人が

「花が咲く(さく)」を比喩を利用し、

「花が咲う(わらう)」と伝わってきました。

なので、

「咲く」には「笑う」の

意味も込められていたんですね。

「咲う」の音読みは?

小学生で習う音読みと訓読み、

そもそもどういう意味か覚えていますか?

音読みは、

日本語として読むと意味が通じない

中国で読まれていた読み方になります。

 

訓読みは逆に、

読んだだけで通じる日本の言葉になります。

 

だから「咲」の文字を見た時、

「咲く(さく)」と訓読みは

誰でも思い浮かぶんですね。

 

そんな

「咲」の音読みは「ショウ」です。

 

元々、音読みは四字熟語等で

使われることが多いのですが、

「咲」を使っての

四字熟語も思い浮かびませんよね。

 

では、

「咲」の音読みはどのような時に

使われるのでしょうか?

「咲」の音読みは何に使われてる?

音読みの「咲(ショウ)」は

名前で使われることが一番多いんです。

名前には咲妃や咲恵などの

訓読みで使うことも多いです。

 

ですが、

「咲子」と書いて

「しょうこ」と読む方もいます。

 

また一文字で

「咲」と書いて「しょう」

という名前の方もいます。

 

一厘で咲く花と凛とした感じで

好きと言う親がつけるそうです。

 

元々、咲の意味は笑う、綺麗な花が咲く、

と名前に使用するには適していますね。

 

漢字には、訓読みと音読みがあります。

 

日本人に愛着があるのは訓読みですよね。

 

しかし、色々な読み方を知ることで、

名前の由来など

新しい発見もたくさんありますね。

 

他の記事も見る

この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。