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「濃厚」と言うと、チョコレートケーキや
ラーメン、カルボナーラなど、何だか
美味しそうな食べ物に使うことが
多いかもしれませんね。
「濃厚接触者」
と言う言葉も
よく聞くように
なりましたね。
ここで反対の意味となると、
不味そうな食べ物に使うことが
多い言葉なのでしょうか?
では、簡単に「濃厚」の意味を見て、
対義語を解説していきたいと思います。
「濃厚」の意味は?
意味は
・色が濃い
・食べ物の味が濃い
・こってりしていること
・可能性が高いこと
となり、「濃い赤色のシャツ」
「豚骨ラーメンのこってりした味」
などを表します。
また、
可能性を予想する際も「濃厚」が使われ、
「今日は全国的に大雨の予報、
プロ野球はどの試合も中止が濃厚だ」
と言った使い方です。
「濃厚」の対義語は?
「濃厚」の対義語は
「希薄」「淡泊」と2つあります。
①「希薄(きはく)」
「一般的な観点から物事・関係性が
少なく薄い状態であるさま。」
例えば、
「表面上は仲が良いように見えるが、
内面的な関係はとても薄い。」
といった様子です。
また、気体密度や液体濃度が少ない
「富士山の頂上はとても空気が薄い」
といった状態でも使えます。
②「淡泊」
「味、物事の感じや様子、色味が
あっさりしていてくどくないこと。」
例えば
「暑い日には素麺があっさりしている。」
といった使い方です。
また、さっぱりした人に対して
「とても淡泊でさっぱりとした性格」
という表現もできます。
「濃厚」の対義語を言い換えると?
最後に、
「希薄」「淡泊」
に似た言葉を3つ簡単に紹介します。
「空疎」
「形はあるように見えるが、
それだけで実質や中身を伴わないこと」
「明朗」
「とても晴れやかな感じで明るいこと」
「清楚」
「すっきりして清潔な美しさがあること」
どうでしたか?
「濃厚」の対義語は2つあり、
「濃厚」「淡泊」
→対象が味や色の場合
「濃厚」「希薄」
→対象が関係性の場合
となります。
よく使われるという意味では、
「濃厚」「淡泊」の組み合わせが
最も一般的な対義語と言えますね。
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