失意

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今回紹介する言葉は「失意」

ことのは先生
ことのは先生
英語では
・disappointment
(失望、失意)
・despair
(絶望、失意)
で表現できますね。

非常にネガティブな

印象を受ける言葉なので、

反対の意味はポジティブなのでしょう。

 

では、まず「失意」の意味を

簡単に見てから対義語を

解説していきたいと思います。

「失意」の意味は?

意味

意味は

「希望や願望を叶えることができずに

がっかりしてしまうこと。」

となります。

 

例えば、

「長年夢見てきたこと願いが

叶わずにがっかりしている。」

といった状況を表す言葉ですね。

「失意」の対義語は?

対義語

「失意(しつい)」の対義語は

「得意(とくい)」となります。

 

思っていたより

ポジティブを表す言葉ではありませんし、

「得意の反対は不得意じゃない?」

と違和感を感じる方も多いかもしれません。

 

「得意」の意味は3つあり

①「物事が思い通りに動いて満足であること」

→希望している企業への就職が決まる

②「その物事をするのが手なれている」

→彼女は料理がとても上手である

③「(その店に)よく出入りする常連客」

→お店に週3回通ってくれるお得意様

と言った言葉となります。

ことのは先生
ことのは先生
つまり、「得意」は
①の意味の
対義語は「失意」
②の意味の
対義語は「不得意」
となります。

最後にこの「得意」の

それぞれの意味に似た言葉、

つまり対義語に近い言葉も見てみましょう。

 

①「物事が思い通りにいく」の類語

「慢心」

「心の中で自分を褒め、調子に乗ること。」

確かにこの言葉も

「失意」の反対に近い意味に思えますね。

 

②「~が手なれている」の類語

「自慢」

「自分のしたことを誇らしげに話すこと。」

こちらの意味は少し離れてきましたね。

 

③「常連客」の類語

「買手」

「物などを買うときに買う側になる人」

「買手」はお得意様になるので類語ですが、

全く関係ない言葉になりましたね。

 

どうでしたか?

「失意」「得意」

の組み合わせでしたが、

「慢心」も反対に近い言葉と言えます。

 

さらに、

「不得意」「得意」

の組み合わせもあるのでゴチャゴチャに

ならないよう整理して下さいね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。