積極的

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「積極的」と言うと、何となく

「海外の人」をイメージがしますよね。

ことのは先生
ことのは先生
英語では
・assertive
・positive
・active
などと表現できます。

ただ今回は「積極的」の反対、つまり

「日本人」のイメージできそうな言葉

とも言えるかもしれませんね。

 

では、簡単に「積極的」の意味を見てから

対義語を解説していきたいと思います。

「積極的」の意味は?

意味

「積極的」とは、

「あらゆる事に自ら進んで関わっていく」

という意味です。

 

例えば、学生時代で言うと

・授業中に進んで発言をする

・自分から声を掛けに行く

・生徒会に立候補する

など、積極的な生徒と言えます。

 

世間一般的には評価が高くなる行動ですが、

時にはしっかり考えて

慎重に行動することも大事ですね。

「積極的」の対義語は?

消極的

タイトル通り、

「積極的」の対義語は

「消極的、受動的」が挙げられます。

ことのは先生
ことのは先生
結論から言うと、
「消極的」
が正しい対義語です。

「積極的(せっきょくてき)」は、

「あらゆる事に自ら進んで関わっていく」

「消極的(しょうきょくてき)」は、

「あらゆる事に否定的で挑戦しない様子」

となります。

 

積極的と比べると、

後ろ向きな言葉に捉えられがちです。

 

しかし、物事は二面的な要素を持っており、

消極的は物事に熟考し取り掛かることで

失敗する可能性を減らすことができる、

という強みがありますよね。

 

では、残りの

「受動的はなぜ違うのか?」

と言う所を見ていきましょう。

「積極的」の反対の意味に近い言葉は?

「受動的」の意味は

「他人の意思によって行動する」

「外部からの影響を受けやすい」

です。

 

「受動的」の対義語である

「能動的(のうどうてき)」は、

「自分から他者へ働きかける」

「受動的(じゅどうてき)」は、

「他人の意思によって行動する」

となります。

 

かなり簡単にまとめると、

「積極的・消極的」自分の行動

「能動的・受動的」自分と他者が関連する行動

となります。

 

どうでしたか?

他にも「奥手(おくて)」なども

「消極的」に近い意味ですよね。

 

今回の対義語は

「積極的」「消極的」

が正しい組み合わせとなりますが、

日常会話では「奥手(おくて)」などが

自然な言葉となるかもしれませんね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。