やり取り

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対義語とは、

同一言語(日本語同士、英語同士)の中で

その持つ意味が反対の関係にある言葉です。

ことのは先生
ことのは先生
例を出すと
出席・欠席
賛成・反対
等ですね。

これだと単純明快ですが、

今回は「やり取り」と言う

少し抽象的な言葉なので難しいですよね。

 

では、「やり取り」の意味から

対義語を考えていきたいと思います。

※類語が気になる方はこちらの記事へ!

「やり取り」の意味は?

対義語はその意味が真反対ですから、

まずはその意味をイメージしましょう。

 

「やり取り」自体は

「会話」「交渉」

など、お互いの交流を意味します。

 

「私たちはやり取りした」というように

人同士の交流状態を示しますが、

何をやり取りしたかで

その意味にも変化が出る言葉ですよね。

 

とは言え、

「やり取り」は一人ではできない事象です。

 

しかし意味合いから考えれば、

「やり取り」は

自分以外の人と交流すること

を基本に置くことになります。

「やり取り」の対義語は?

これまでで、この対義語には

自分だけで人と交流せず

自身の頭の中で考えることと考えられます。

対義語

つまり、「やり取り」の対義語は

「沈思(ちんし)」静かに考えること

「黙考(もっこう)」黙してゆっくり考えること

「自省(じせい)」自身で反省し考えること

「推敲(すいこう)」考えを巡らしより良いものを考える

などが挙げられるでしょう。

 

また、

「やり取り」という言葉の類語には

「交換」「両替」など、

物のやり取りも当てはめられています。

 

これらの場合の対義語は

「保有・保持・保存・確保」

などとなるでしょう。

意味

このように対義語を考えることは、

その言葉の使う状況なども含めた

真の意味を考える必要もあります。

 

対義語が設定されている言葉では、

その中間に位置する言葉が無いことが

ほとんどですが、

今回のような少し分かりにくい場合も

あるかもしれませんね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。