出発

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「出発」と言う言葉は、

やる気や新鮮な気分を

感じさせてくれるものです。

 

「出発」の正式な意味は、

「目的地を目指して向かい始めること」

「物事を始めること」「物事の始まり」

です。

 

では、今回は「出発」の対義語から

その対義語と似た言葉(類語)についても

解説していきたいと思います。

「出発」の対義語は?

では、さっそく「出発」の対義語と

その意味を見てみましょう。

ことのは先生
ことのは先生
「出発」の
対義語は、
「到着」
(とうちゃく)
となります。

到着

この「到着」の意味は、

「目的地にたどり着くこと」です。

 

使い方は、

「目的地に到着した」

「待ち合わせに到着して友人を待つ」などです。

「出発」の対義語の類語は?

では、対義語である

「到着」の類語5つを紹介したいと思います。

類語

①「到達(とうたつ)」

「到達」の意味は、

「目的とする場所や状態に行き着くこと」

です。

 

「到達」は若干レベルが高い場所や状態に、

行き着く時に使うことが多い言葉です。

 

使い方は、

「売上が目標に到達する」

「ある冒険家が南極点に到達した」

「このような結論に到達した」などです。

 

②「着く(つく)」

「着く」の意味は、

「何かが目的の場所や状態に達すること」

「ある所に位置すること」です。

 

「到着」や「到達」よりもシンプルで、

気軽に使える便利な言葉です。

 

使い方は、

「集合場所に着く」「席に着く」「位置に着く」

「約束の時間よりも前に着く」などです。

 

③「達する(たっする)」

「達する」の意味は、

「目的地に着くこと」「物事を成し遂げること」

「ある数値や状態、レベルになること」です。

 

使い方は、

「目標売上に達した」「結論に達する」

「目的地に達した」「ピークに達する」などです。

 

④「辿り着く(たどりつく)」

「辿り着く」の意味は、

「苦労しながらもやっと目的地に着くこと」

「人に尋ねたり探したりしながら、

ようやく目的地に着くこと」です。

 

使い方は、

「目的地に辿り着く」「山の頂上に辿り着いた」

「結論に辿り着く」などです。

 

⑤「参着(さんちゃく)」

「参着」の意味は、

「目的地にたどり着くこと」です。

 

現代では耳にする機会が少ないのですが、

古文ではよく使われている言葉です。

 

「参る+着く」で

謙譲語としての意味合いが強く、

目的地は貴重な場所が多いです。

 

使い方は、

「武士が鎌倉に参着した」「お城に参着した」

「会員が追々参着する」などです。

 

どうでしたか?

「出発・到着」と言う関係なので

覚えておいてくださいね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。