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政治的な話や哲学的な話の中で利用される

「イデオロギー」

という言葉の意味を知っていますか。
 

難しく感じる事から、意味がわからなくても、

そのまま聞き流して放置している人も

いるのではないでしょうか?
 

中には、意味を調べてみたけれど、

よくわからないという人もいます。
 

イデオロギーという言葉は、

その意味について議論がされるほど、

複雑で難解な言葉です。

今回は、

イデオロギーの意味や考え方

についてまとめてみました。
 

「イデオロギー」の意味とは?

イデオロギーの意味は、

「集団が持つ大きな価値観」

の事を言います。
 

  • ある集団や人の、考え方や
  • 行動のもととなっている思想の体系

  • 観念形態
  • 政治的な思想

と考えるとわかりやすいと思います。
 

イデオロギーの考え方は?

人は、ある1つの同じ物事を見ても、

それぞれに異なった意識や考えを持ちます。
 

例えば、「正義」という言葉で

考えてみましょう。
 

ドラマや映画などで、

「主人公側が正義だと思っていたら、

相手側には相手側なりの考えがあり、

それを正義だと思って行動していた」

という話がよく見られます。
 

これは、「正義」という言葉に対して、

お互いに異なった考えを

持っているという事です。
 

 
集団においても、同じ事が言えます。
 

自分たちを守るための

最低限の攻撃以外はしない

という事に正義を感じる国もあれば、

悪だと判断したら

攻撃してでも倒してしまう事が正義

と考える国もあります。
 

この違いの理由を突き詰めていくと、

最終的には「価値観の違い」

という言葉に行き着きます。
 

当然ながら

その集団の中にいるからといって、

必ずしも同じ価値観を持つとは限りません。
 

このため、イデオロギーという言葉は、

対立した関係の中で

使われる事も多いのです。
 

 
イデオロギーについてまとめてみましたが、

この言葉は、複雑で難解なために、

人によって微妙に違う意味合いで

認識されています。
 

しっかりと理解しようとすればするほど、

次から次へと違う考え方が浮かんできて、

頭が混乱してしまいます。
 

深く学びたいという人以外は、

価値観や思想・考え方という意味で

捉えておいても、問題はないと思います。
 

そして自分の価値観が、どんな集団から、

どのように影響を受けているか、

考えてみる事も面白いかもしれませんよ。
 

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。