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「分からない」は

「分かる」の否定形になります。

 

このような言葉の

意味や類語を考える場合は、

直接意味や類語を考えると

難しい事があります。

 

そんな時は「分かる」の

意味や類語から考えると、

覚えやすいと思います。

 

今回はそんな

「分からない」の類語についてまとめました。

「分からない」の意味は?

「分からない」は「分かる」に

打ち消しの「ない」がついた否定形です。

 

そのため、「分かる」の意味を

否定した意味になります。

 

「分かる」の意味は、

「意味や価値などがはっきりする」

「物事が明らかになる」

などがあります。

この事から「分からない」は、

「意味や価値などがはっきりしない」

「物事が明らかでない」

などという意味になります。

物事の意味や内容がはっきりしていない為、

正しく判断できないような時に使われます。

例えば、

「なぜこのような事が起きたのか、

分からない。」

などと使います。

「分からない」の類語は?

では、「分からない」の正式な類語を

9つ紹介していきたいと思います。

①「理解できない(りかいできない)」

「分かる」の類語である

「理解」の否定形になります。

 

意味は

「物事の意味や内容が正しく判断できない事」

などがあります。

 

物事の意味や内容を把握できない場合や、

納得がいかない場合などに使われます。

 

例えば、

「彼の行動は、理解できない。」などと使います。

 

②「知らない(しらない)」

「分かる」の類語である

「知る」の否定形になります。

 

意味は

「意味や内容を把握していない」

「記憶にない」などはあります。

 

物事について、

知識や体験がない場合などに使われます。

 

例えば、

「彼の過去については、よく知らない。」

などと使います。

 

「分かる」の類語の否定形以外にも、

類語と考えられるものはあります。

 

③「不明(ふめい)」

「不明」の意味は

「明らかでない事」などがあります。

 

物事について調べても、

その内容や原因がはっきり

していない時に使われます。

 

例えば、

「交通事故の原因は、不明です。」

などと使います。

 

④「不可解(ふかかい)」

「不可解」の意味は

「理解に苦しむ事」などがあります。

 

どれだけ考えてもはっきりせず、

正しく把握できない時に使われます。

 

例えば、

「この記事には、不可解な点が多い。」

などと使います。

 

その他にも、

明らかでない時に使う

⑤「定かではない」⑥「不確実」

記憶にない時に使う

⑦「心当たりがない」

先行きがはっきりしない時に使う

⑧「不透明」⑨「見当もつかない」

なども類語になります。

「分からない」の類語一覧まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「不明」
「不可解」
「不確実」
「不透明」
「知らない」
「理解できない」
「定かではない」
「心当たりがない」
「見当もつかない」

「分からない」のように否定形の場合、

意味や類語は元の言葉から考えると

把握しやすくなります。

 

しかし、

類語に「~できない」「~ない」

という言葉が多くなってしまうので、

それ以外の類語も考えるようにしましょう。

 

言葉の違いは印象の違いにもなるため、

幅広く言葉を知っておく事は大切ですね。
 

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。