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「リスケ」という言葉を知っていますか?
 

ビジネス用語として、

職場などで耳にする機会がある言葉ですが、

全く聞いた事がない

という人もいると思います。
 

ビジネスで使われる事が多い言葉なので、

いざという時にすぐ対応できるように、

意味を知っておく事は

非常に大切な事です。
 

今回はそんな

「リスケ」という言葉の意味、使い方

についてまとめました。
 

「リスケ」の意味とは?

「リスケ」という言葉は、英語の

「reschedule(リスケジュール)」

を略した言葉です。
 

略した言葉が、

そのままビジネス用語として

定着したために、

「リスケ」を英語として

使う事はできません。
 

「リスケ」の意味は、

  • 予定を立て直す
  • 計画を変更する

などがあります。
 

予定を見直さなくては

いけなくなった場合や、

問題が発生して計画自体を

変更しなくてはいけなくなった場合

などに使います。
 

 
◇「リスケ」の使用例

「出張の予定が変更されたので、

リスケしてください」
 

「開発に手間取ってしまっているので、

リスケをお願いできませんか?」

などと使われます。

「リスケ」の金融業界での意味、使い方とは?

先程紹介した意味以外でも

金融業界で使われる場合は、

「返済期限の繰り延べをする」

事を指します。

 
融資を受けた企業や個人が

返済困難になった時に、

金融機関に対して返済金の減額や

返済期限の延長を申し込む事も

「リスケ」と言います。
 

そのために、金融業界において

「リスケ」という言葉は、

非常に重い言葉として受け止められるので

注意が必要となります。
 

 
金融業界においての

「リスケ」という言葉は注意ですが、

その他の多くの職場においては

そこまで重い言葉として

受け止められる事はありません。
 

しかし、「リスケ」をする以上は

手間が掛かる作業が増える事になり、

多くの人に迷惑が掛かる事は

言うまでもありませんね。
 

それにあわせて、略した言葉のために

態度が軽く感じられるという人もいるので

やはり少しの注意が必要でしょう。

 
誤解を招かないためにも、

直近の関係者やすでに「リスケ」

という言葉を使っている人以外には、

使わない方が無難ですね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。