目を奪われる

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たまに「目を奪われる」と言う言葉を聞くと、

「どんな意味だったっけ?」

「類語って何だろう?」

と思った方もいるのではないでしょうか?

 

そのままの意味だと

非常に怖い言葉にも思えますよね。

 

もちろん熟語なので、そんな怖い意味ではないです。

 

では、早速それぞれ解説していきましょう。

「目を奪われる」の意味、由来は?

意味

では、この言葉が出来た由来からです。

ことのは先生
ことのは先生
由来は
「目を盗られて
何も見えない」
から来ています。

由来は本当に怖いものでしたね。

 

次に意味です。

ことのは先生
ことのは先生
意味は
「景色の美しさに
見とれて
夢中になる」
「他の物が
目に入らない」
となります。

興味のないものには見向きもしないように、

対象に対して興味や惹かれるものがあるからこそ

自然な行動と言えるでしょう。

 

つまり、

「心が強く惹かれる」と言うことで、

そうした気持ちの前では

何の計算も打算もない強い気持ちを指します。

「目を奪われる」の類語は?

類語

意味が「対象への興味や心惹かれる」

と言ったことから、以下に類語が考えられます。

「魅了される」

「釘付けになる」

「心を奪われる」

 

いずれも、対象に対して

強く引き寄せられるなどの意味合いがあります。

 

少し限定的になりますが、

一目惚れにも近いような感覚ではないでしょうか?

 

これと言った理由がなくても、

なんとなく心惹かれることはありませんか?

 

人の心は理屈ではない、

それを見事に体現しているとも言えるでしょう。

「目を奪われる」の英語は?

英語

最後に、英語では下記のように表現できます。

「capture one’s eye」

「~の目を引く・~の目を奪う」

 

これを受身の形でしようすることで、

I saw beautiful woman who captured my eye.

(美しい女性に目を奪われた)

のような英語となります。

 

どうでしたか?

目を奪われるほど

惹かれるものがあること、

これは素敵なことだと思います。

 

その時に感じるときめきや、

それによって芽生える温かい気持ちなどが、

人の心をより豊かにするのかもしれませんね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。