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「リスク」という言葉は、

日常会話の中でも、

あらゆるシーンで登場する単語ですよね。

 

昨今では英語の「リスク(risk)」を

日本語に翻訳するまでもなく、

「危険」を意味する言葉と認識されています。

 

しかし、似た単語の「リスクヘッジ」は

一部の業界やビジネスマンには

お馴染みの言葉かもしれませんが、

一般の人々の間にまで

浸透している言葉だとは言えません。

 

そこで今回は

「リスクヘッジ」の意味、考え方

について紹介したいと思います。

「リスクヘッジ」の意味は?


 
「リスクヘッジ」を

それぞれの単語で見ていくと

「リスク(risk):危険」

「ヘッジ(hedge):垣(根)」

を意味します。

 

この単語を用いた直訳は

「リスクヘッジ:危険垣(根)」

と表現できます。
 

つまり、

「危険を回避する為に予防線を張ること」

だと理解して下さい。

 

また、

経済用語として「ヘッジ:つなぎ」

の意味で単独で用いられる場面もあります。
 

「リスクヘッジ」が使い方は?


 
「リスクヘッジ」が使用される代表的な場は

  • 証券
  • 金融
  • 貿易

などの世界レベルで取引を扱う業界です。

 

実際に使われる場面は

国内企業と海外企業の取引

日本通貨「円」と外国通貨「米ドル」

「2つの通貨単位で取引が発生する場」

で利用されます。
 

「リスクヘッジ」の考え方は?


 
「リスクヘッジ」の考え方は

通貨の違う取引の際

  • 取引を契約した瞬間の両通貨の価値
  • 取引を実行した瞬間の両通貨の価値

この2つのタイミングの

「価値のズレを抑える」ものです。

 

例えば、

将来的に円高になる場合には、

「米ドル」の価値が下がってしまう

「為替相場」の影響によって損失が生じる

「為替差損」現象になります。

 

この場合における、先物為替取引で

「米ドル」を売る「ヘッジ」をすることで

「リスクを回避する行為」を指します。

 

自身の資産を予見できない

危険から守る為の防衛策であり、

被害を最小限に留める行為なんですね。

 

どうでしたか?

「リスクヘッジ」の考え方を、

日常生活の中で常に意識し取り入れることで

どんなに厳しい状況に直面したとしても、

リスクを避けられるような

立ち回りを心掛けましょう。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。