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「展開」と言う言葉は、
話の流れについて伝える時に
「話の展開」と言うことは多いでしょう。
身近な言葉なので、
いざ言い換えようとしても
中々思い浮かばないですよね。

・Deployment
・Expansion
などの表現が
あります。
では、「展開」の意味に合わせて、
類語も紹介していきたいと思います。
「展開」の意味は?
「展開」の意味は、
「物事を広げて広くすること」
「物事を繰り広げること」
「話を次の段階に進行させていくこと」
「散らばるように広げること」
です。
立体においては、
「大きさは変えずに
面だけを切り開いて平面図にすること」
の意味もあります。
使い方は、
「平地が展開している」「理論を展開する」
「ストーリーの展開は意外な方向に進んだ」
などです。
「展開」の類語は?
では、「展開」の言い換え5種を
紹介していきたいと思います。
①「伸張(しんちょう)」
「伸張」の意味は、
「何かの勢いが伸びて広がること」
「積極的に勢いを伸ばして広がること」です。
使い方は、
「権利を伸張する」
「装置を使って音声を伸張する」
「この金属は伸張性がある」などです。
他に「海外諸国での販売伸張が目立っている」
のような使い方もあります。
②「伸展(しんてん)」
「伸展」の意味は、
「何かが伸びて広がること」
「故意に伸ばして広げること」
「関節運動において
関節の左右の骨の角度が
大きくなるように動くこと」です。
使い方は、
「伸展性に優れた素材」
「独裁者の支配が伸展する」
「皮膚を伸展させる」
「伸展動作を行う」などです。
③「膨張(ぼうちょう)」
「膨張」の意味は、
「膨れ上がること」
「規模が拡大すること」
「物の体積が大きくなること」です。
使い方は、
「正貨が膨張する」「輸出高が一気に膨張した」
「ウイルスが膨張する」「パン生地が膨張する」
「気体が膨張する」などです。
④「拡張(かくちょう)」
「拡張」の意味は、
「規模や勢力を拡大すること」です。
使い方は、
「軍備を拡張する」「権利を拡張する」
「拡張可能な鞄を使う」
「血管を拡張する薬」などです。
⑤「拡大(かくだい)」
「拡大」の意味は、
「広げて大きくすること」
「自然に広がって大きくなること」です。
使い方は、
「ウイルスの感染が拡大する」
「市場を拡大する」「事業を拡大する」
「地図を拡大してみる」
「画像を拡大する」などです。
設備や組織に限定されますが、
「増設・拡充」なども類語にあたります。
「展開」の類語一覧まとめ!

「伸張」
「伸展」
「膨張」
「拡張」
「拡大」
「拡充」
「増設」
どうでしたか?
限定的になると増えていくのも
類語の面白い所かもしれませんが、
今回紹介したものは幅広い意味で使える
類語が多いと思いますので
ぜひ自分の語彙に加えて下さいね。
この記事の監修者

- 公立高校国語教師・漢字検定準1級
- 現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。
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