課題

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「課題」という言葉は、

小学生から社会人まで馴染みがありますね。

 

小学生だと「宿題」大学生だと「課題」

と言ったイメージですね。

 

意味は分かる方は多いと思いますが、

「反対の意味の言葉は何だろう?」

と思う方も多いようです。

 

そこで今回は「課題」の意味、対義語に合わせ、

その対義語の言い換えについても紹介したいと思います。

「課題」の意味は?「宿題」との違いは?

読み方

この言葉は、

「提出課題」「課題図書」「課題を与える」

などの使い方があります。

ことのは先生
ことのは先生
正式な意味は、
「勉強や仕事などで
与えたり、
与えられたり
する問題」
となります。

それから「課題」には

「解決すべき問題」

と言う意味も含みます。

 

ちなみに、

「宿題」は持ち帰ってやる問題

「課題」は持ち帰るに関係なく解決すべき問題

となっています。

「課題」の対義語は?

意味

「課題」の対義語は

「即題(そくだい)」

となります。

 

「課題」はその問題を自宅に持ち帰ったり

会議でじっくり話し合ったりして、

時間をかけて解くことができます。

 

これに対して「即題」は、その問題を

その場ですぐに答える必要があります。

 

「即題」の意味は、

「その場ですぐに答えなければいけない問題」

「その場でお題を出して

すぐに詩や歌、文章などを作ってもらうこと」

です。

「課題」の対義語の言い換えは?

類語

そでは最後に「課題」の対義語である

「即題」の類語を2つ見ていきましょう。

①「席題(せきだい)」

「席題」も「即題」と同じように、

「席上で出されたお題に対してすぐに答えること」

を言います。

 

歌会や俳句の会などで、使う機会の多い言葉です。

 

②「当座(とうざ)」

「当座」と言えば現代人がよく聞くのが、

金融機関の「当座預金」でしょう。

 

「当座預金」は

「銀行の当座勘定口座を持っている取引先が、

小切手や手形の分のお金を支払う為に預けたお金」

のことを言います。

 

しかし一般的な意味としては、

「すぐその場」「一時期」

「物事に直面している丁度今」

などが挙げられます。

 

「借金で当座をしのぐ」「当座の知恵」

のような使い方があります。

 

どうでしたか?

今回の答えとして、

「課題・即題」

のセットで覚えておきましょう。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。