意味

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「偶然」と言う言葉は

普段からよく使う二字熟語ですね。

ことのは先生
ことのは先生
英語だと
・Accident
事故、偶然
・Coincidence
偶然の出来事
などで表現しますね。

同義語(同じ意味)で

「偶々(たまたま)」

とも言いますが、

この漢字であることに驚く方も

多いのではないでしょうか?

 

今回はこの「偶然」の意味から

対義語を解説していきたいと思います。

「偶然・偶々」の意味は?

意味

「偶然」の意味は

「予測せず、思いがけず起こる」

ことです。

 

「偶」は

「たまたま」「めったにない」

「然」は

「そのまま」「見た通り」

という意味になります。

 

組み合わせることで

「たまたまの様子」

という意味合いになり、

「学生時代の同級生に、偶然再会した」

などと使います。

「偶然・偶々」の対義語は?

対義語

「偶然」の対義語は

①「必然」

②「必至」

となります。

 

①の「必然」の意味は

「他に、なりようがないこと」

「避けられないこと」

を意味します。

 

すでに答えが分かっているイメージで、

計画的に知っているとも捉えれ

「思った通り、必然的にそうなった」

と使えます。

 

②の「必至」の意味は

「必ず至ること」

「間違いなく、そうなること」

といった意味になります。

 

例えば

「残り1つのくじが1等なのは必至です」

などと、間違いないことが分かります。

「偶然・偶々」の対義語の言い換えは?

類語

「必然」の言い換えとして

「確実」があります。

 

「確実」は

「間違いないこと」

を意味し、

「この調子でいけば、合格は確実だ」

と使います。

 

「必至」の言い換えとして

「不可避」「致し方ない」

があります。

 

「不可避」は、

「必ず、その結末になること」

という意味になり、例えば

「相性が合わないため、

仲良くやっていくのは不可避である」

のように使います。

 

「致し方ない」は

「避ける方法がないこと」

という意味となり、例えば

「雨がやまないので、

延期は致し方ないですね」

と使います。

「偶然」の対義語一覧まとめ!

まとめ
まとめ
偶然の対義語
「必然」
「必至」
必然の類語
「確実」
必死の類語
「不可避」
「致し方ない」

どうでしたか?

「偶然」自体の類語には

「思いがけず」「計らずも」

などがあります。

 

何気なく使うこの二字熟語から、

色々な言葉に広がっていくのも

日本語の面白い所かもしれませんね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。