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「憧れ(あこがれ)」と言えば

夢を感じさせる言葉で、

「憧れ」のものを想像すると

ドキドキわくわくするものです。

 

自分が体験したことのないもの、

手に入れたことのないものに対して

抱く感情だからこそ新鮮に感じるのでしょう。

 

では、今回はそんな

「憧れ」の類語について

紹介したいと思います。

「憧れ」の意味は?

「憧れ」の意味は、

「物や人に対して魅力を感じること」

「心が引かれること」です。

「憧れ」は未知の世界に対して抱く感情で、

時には絶対に体験できないもの、

絶対に手に入らないものに対して

抱くこともあります。

 

「自分もこの人みたいに

素晴らしい人間になりたい。」

と思う人に巡り合った時、

その人のことを「憧れの人」と言いますね。

また、

「こんな生き方をしたい。」

と思うことを見つけた時、

「憧れる生き方」

と言うこともあるでしょう。

「憧れ」の類語は?

では、「憧れ」の主な類語を

3つ紹介していきます。

①「願い(ねがい)」

「願い」の意味は、

「物事がこうなって欲しいと強く望むこと」

です。

 

「願い」には、

「願望」「祈願」

などの類語があります。

 

ただ、2つの類語と比較すると

「願い」は気軽に使いやすい言葉です。

 

「願い事をする」とか

「願いが叶った」「無理なお願い」

などは誰もがよく使う言葉でしょう。

 

マイナスな言葉だと

お願いしたことをキャンセルする時に、

「願い下げだ」などと言うこともあります。

 

②「希望(きぼう)」

「希望」の意味は、

「目標や理想とすることを

実現したいと思うこと」です。

 

予約制のお店に行く時に

「希望日時」を聞かれたり、

お店で注文する時に

「何かご希望はありますか?」

と聞かれたりすることもあるでしょう。

 

「希望」はすぐに叶えられそうなものから、

遠い将来のことまで対象が幅広いです。

 

遠い将来のことに対しては、

大いに期待されている人のことを

「希望の星」と言うことがあります。

 

願いが叶いそうもない時、

期待が外れた時などは

「希望を失った」と言うこともあります。

 

③「羨望(せんぼう)」

「羨望」の意味は

「羨ましく思うこと」

「自分もそうなりたいと思うこと」です。

 

「羨望」も「憧れ」と同じように

望む気持ちが強くあるのですが、

「憧れ」は対象とする物や人に対して

プラスのイメージを抱いています。

 

しかし、

「羨望」には嫉妬心、自己否定などの

マイナスな感情が含まれています。

 

時には「羨望」の対象となる相手の

不幸を願ってしまことすらあります。

 

「羨望」は完全に「憧れ」と

同じ言葉だと言う訳ではなく、

あくまでも類語に過ぎません。

「憧れ」の類語まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「願い」
「願望」
「祈願」
「希望」
「羨望」

どうでしたか?

「憧れ」の気持ちは既に体験したもの、

手に入れたものに対して

抱くことはありません。

 

類語も同じ傾向があり、

夢のある言葉が多いですが

中には気をつけて使うものもあるので

言葉を選ぶのは大事ですね。
 

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。