この記事は約 2 分で読めます。

 
「来週の会議の予定を立てたい」

「明日の予定を聞かせて?」

これらは日常会話でよく交わされる文言です。

 

このように“予定“は日頃から使われており、

それ以外の言葉に変わりは

ないような感じを受けます。

 

しかし、そんな「予定」にも

類語が存在しています。

それらの言葉に焦点を当てて

みていきましょう。

「予定」の意味は?

予定には

「行動や行事を前もって定める事、

またその事柄」

という意味があります。

 

すでに決まった事に対してだけではなく、

まだ決まっていない事に対しても

使われる為、使われる範囲がとても広いです。

「予定」の主な類語は?

「予定」の主な類語は

「確定」「未定」「暫定」

の3つについて紹介していきます。

●確定

[意味]

物事がはっきりと定まる事。また、定める事。

[例文]

・社内会議で来期の販売金額が確定した。

[使い方]

今まで曖昧だった事に

決着がついた際に使われます。

 

●未定

[意味]

物事がまだ決まっていない事。

[例文]

・今月のバイトのシフト予定が

未定の状態である。

[使い方]

物事がまだ決まっておらず、

いつ決まるのかも

わからない際に使われます。

対義語には「既定」を使います。

 

●暫定

[意味]

正式には決まっておらず

仮の措置として定める事。

[例文]

・わがチームは暫定2位にいる。

[使い方]

全てがわかるまで決められず、

“とりあえず”として使われます。

「予定」の類語一覧まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「確定」
「未定」
「暫定」
「内定」
「所定」
「本決まり」

「予定」の英語は?

日本語では広い使われ方をする

「予定」という言葉ですが、

英語で表す際には

どのようになるのでしょうか?

 

「予定」を1つの単語で表すには

「will」が使われます。

このwillを使う際には

その状態にあった表現方法があります。

 

それが下記のようなものです。

●will+動詞の原型

予定が不確かな状態

 

●will+be+~ing

決定された事

 

●be+~ing

ほぼ確定している状態

 

●be going to+~ing

今はまだ進行中でこれから決まる事

 

●動詞の現在形

確定した事

 

これらはそれぞれが

「予定」の類語と同じ意味を持っています。

 

日本語の様に「予定」という一言で

幅広くカバーできる言葉は

英語には見当たらない事がわかりました。

 

「予定」はまだ決まっていない事から

既に決まった事までを

たった一言で表す事ができると言う事です。

 

そして「予定」の類語はその

時々の状態を表す言葉が使われます。

 

その時点でピッタリの言葉を使いたい場合は

類語の中から条件が合う言葉を

選んで使うと良いでしょう。
 

他の記事も見る

この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。