この記事は約 2 分で読めます。
「我慢」は日常的によく使う言葉ですが、
「我慢している」などは
ネガティブな印象があるかもしれません。
仏教語における
七慢の一つです。
そこでの我慢は
我(自分)に
執着する慢心
を意味です。
つまり、由来はうぬぼれ・高慢のような
言葉と同義語だったんですが、
そこから意味が転じて
使われ方が現在のようになったんです。
では、そんな「我慢」を言い換えを、
意味も合わせて紹介していきます。
「我慢」の意味は?
「我慢」の意味は、
「耐えること」「意地を張ること」
です。
使い方は、
「彼女は我慢強い」
「ここは我慢して彼に譲ろう」
「もう我慢の限界だ」などです。
「我慢」の類語は?
では、「我慢」の言い換え6種を
紹介していきたいと思います。
①「辛抱(しんぼう)」
「辛抱」の意味は、
「辛いことをひたすら耐えること」です。
使い方は、
「彼は辛抱強い」「もうちょっとの辛抱だ」
「何日も辛抱してトレーニングを続ける」
などです。
②「忍耐(にんたい)」
「忍耐」の意味は、
「苦痛に耐えること」です。
使い方は、
「この仕事には忍耐強さが必要だ」
「忍耐して学問に励む」
「粘り強い忍耐が成功に繋がる」などです。
③「堪忍(かんにん)」
「堪忍」の意味は、
「不快な気持ちに耐えて
人の失敗を大目に見ること」
「苦しい状況でも我慢すること」です。
使い方は、
「堪忍袋の緒が切れる」
「今回ばかりは堪忍してあげる」
「堪忍してください」などです。
「ならぬ堪忍するが堪忍」と言って、
「どうしても我慢できないことでも
我慢しようとするのが
本物の我慢強さであること」
を意味する諺(ことわざ)もあります。
④「寛大(かんだい)」
「寛大」の意味は、
「大らかな上に思いやりがあって
人の失敗を大目に見ること」です。
使い方は、
「彼は寛大な人だ」
「どんなことでも寛大に考える」
のような使い方があります。
⑤「根気(こんき)」
「根気」の意味は、
「物事を諦めず長く頑張り続けること」です。
使い方は、
「彼女は根気強くダイエットを続けた」
「根気良く相手と向き合う」
「あの人に根気負けした」などです。
⑥「不屈(ふくつ)」
「不屈」の意味は、
「どんな困難があっても
めげずに自分の意志を貫くこと」です。
使い方は、
「彼は不屈の精神の持ち主だ」
「不屈の抵抗をする」
「不屈の努力の結果として成功を収める」
などです。
「不撓不屈」と言って、
「困難にめげないくらい
強い意思を持っていること」
を意味する四字熟語もあります。
「」の類語一覧まとめ!
「辛抱」
「忍耐」
「堪忍」
「寛大」
「根気」
「不屈」
どうでしたか?
「我慢」の言い換えは状況によって、
「寛大」「不屈」「根気」「忍耐」
あたりの類語を使い、ポジティブな言葉に
変換できるのではないでしょうか?
この記事の監修者
こんな記事を書いています
- 男の子2022.08.21「平成元年生まれ」の男の子の名前ランキングTOP10!
- 女の子2022.08.21「平成元年生まれ」の女の子の名前ランキングTOP10!
- 対義語2022.06.14「反面教師」の対義語は3つ!?最も反対となる意味はどれ?
- 対義語2022.04.20「ありがとう」の4つ対義語とは?正しい反対の言葉はどれ?