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「抑制」と言うと、

高ぶった感情や、気持ちを抑えるために

使用されることも多くあると思います。

 

何となく止めないと。という気持ちですね。

 

少しふわっとしたイメージもあるので

反対の意味となると

中々思い浮かびませんよね。

 

今回はそんな「抑制」という言葉の

対義語などをまとめました。

「抑制」の意味は?

この少しイメージのつきにくい言葉

「抑制」の意味は、

「おさえとどめること」

「意識的な努力によって衝動や

それに伴う感情・思考を

おさえつけること」

などがあります。

 

人の感情を抑える時などに

よく使用されている言葉です。

 

例えば、

「高ぶった気持ちを抑制しなければ、

周りを見る事などできない」

などと使います。

「抑制」の対義語は?

では、

「抑制」の対義語を

5つ紹介していきます。

①促進

意味は、

「物事が早くはかどるように促すこと」

です。

 

企業などの目標を

早期達成に促すときなどに

多く使用されている言葉です。

 

例えば、

「早期目標達成に向け、

販売活動を促進する」

などと使います。

 

②推奨

意味は、

「優れている点をあげて、

人にすすめること」です。

 

優れているという観点から

文学書などを勧める時に

使用されることが多くなっています。

 

例えば、

「夏目漱石の作品を推奨します」

などと使います。

 

③躍進

意味は、

「すさまじい勢いで

進出・発展していくこと」です。

勢いよく褒められた動きの際に

使用できる言葉となっています。

 

例えば、

「今回の選挙では、

こちらの政党が躍進した」

などと使います。

 

④策励

意味は、

「大いにはげますこと」

「大いにはげむこと」などがあります。

 

読み方は「さくれい」と読み、

あまり聞き慣れていない

言葉ではないでしょうか。

 

例えば、

「今回の件は自らを策励したい」

などと使います。

 

⑤奮起

意味は、

「ふるいたつこと」

「勇気・元気をふるい起こすこと」

などがあります。

 

力いっぱい立ち上がる

良いイメージのある言葉となっています。

 

例えば、

「彼の言葉が私を奮起させた」

などと使います。

 

どうでしたか?

対義語では良いイメージの言葉が

多く見られました。

 

つまり最近はこの「抑制」が

できない方が多くいるので、

イメージが悪くなっているのでしょう。

 

あおり運転やハラスメントなど、

「抑制」という文字をよく読んで再度

心の在り方を学ぶことが

必要かもしれませんね。
 

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。