類語

この記事は約 2 分で読めます。

 
「頑張る」は日常から

頻繁に使う言葉ですよね。

 

あまりにも使い過ぎると、

自分を追い込んでしまう

とも言われている言葉です。

 

では、

この言葉を言い換えるとなると

どんな表現ができるのでしょうか?

 

今回はそんな

「頑張る」の類語についてまとめました。

「頑張る」の意味は?

普段何気なく使うこの言葉の意味は、

「ある物事をやり遂げる為に、

難しいことに耐えながら努力すること」です。

 

実はこの「頑張る」という漢字は

当て字という事を知っていますか?

 

「頑張る」の語源には二通りの説あります。

 

一つ目の説は

「一定の場所から動かずに見張るが、

眼張る(がんばる)に変わり、

意味も変わっていった」

二つ目の説は

「考え方を変えないといった意味の

我を張るという言葉が変化し、

頑張るになった」

という説があります。

 

こんな日常で使っている言葉が

当て字だったなんて意外ですよね。

「頑張る」の類語は?

では、「頑張る」の類語を

紹介していきます。

①張り切る

意味は、

「心がひきしまる」

「物事に積極的に当たろう

という意欲に満ちる」

などがあります。

 

張り切るには

糸がピンと張っている、緊張する

という意味も込められておりますが、

あまり知られていません。

 

例えば、

「初めて任された仕事に張り切る」

などと使います。

 

②努める

意味は「力を尽くして行う」

などがあります。

 

例えば、

「売り上げの向上を目指し、

お客様へのサービス向上に努める」

などと使います。

 

これは「努力する」とも

同じ意味で、同じ読み方でも

「勉める、務める、勤める」

がありますが、

いずれも語源は努力するから由来しており、

異なる場面で使い分けられています。

 

③力闘する

意味は、

「力いっぱい戦うこと」です。

 

テレビでの格闘技、競争などの競技で

使われることが多い言葉です。

 

例えば、

「柔道の大会で力闘が繰り広げられる」

などと使います。

 

④励む

意味は、

「熱心に事を行う」

「気力をふるいたてて行う」

などがあります。

 

強い目標があり、そこに向かって

一所懸命にうち込んでいる姿が

思い浮かべられる言葉で

「精を出す」「力を尽くす」

などとも表現できます。

 

例えば、

「来週の期末試験のため勉強に励む」

などと使います。

 

⑤奮闘する

意味は、

「力をふるって戦うこと」

「力いっぱい努力すること」

などがあります。

 

何かを成し遂げるため、

全力で戦っているさまを

思い浮かべる言葉です。

 

例えば、

「彼の奮闘により勝利することができた」

などど使います。

「頑張る」の類語一覧まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「励む」
「努める」
「努力する」
「張り切る」
「奮闘する」
「力闘する」
「精を出す」
「力を尽くす」
他の記事も見る

この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。