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「物語」を見たり聞いたりすることは、

誰もがやったことがありますよね。

 

しかし、

「そもそも物語とは何ですか?」

と質問されたら

答えることができない方も多いはず。

 

今回はそんな「物語」の意味に合わせて、

言い換えた「類語」もまとめました。

「物語」の意味は?

まずそもそもの意味は、

「様々の事柄について話すこと。

語り合うこと。またその内容」

です。

 

英訳すると、

Story(ストーリー)となります。

 

よくある日本語として、

「物語のストーリーを教えて」

と聞く事もありますが、訳すと

「物語の物語を教えて」

となってしまいますね。

 

この場合のストーリーは、

話の筋という意味になるので

日本語と英語の関係は面白いですね。

「物語」の類語は?

では、

「物語」の5つの類語を紹介していきます。

①成り立ち

意味は、

「物事が完成するまでの状況やその過程」

「いくつかの部分で構成される内容の仕組み」

「成長の過程。または成長そのもの。」

などがあります。

 

「物語」の一部分として

使われることもあれば、

それだけで「物語」になる事もあります。

 

例えば、

「作品の成り立ちを説明します」

などと使います。

 

②故事

意味は、

「昔あった事柄、古い事」

「昔から伝わってきている、

いわれのある事柄。」

「古くからの由緒のあること」

などがあります。

 

この故事からできた言葉もあり、

中学生の時に習う

「矛盾」という言葉もその一つですね。

 

③由来

意味は、

「物事がいつ、どこから発生し

どういった過程を経て

現在までやってきたかということ。

また、その発生起源や今に至る歴史」

です。

 

気になる事柄を歴史と同時に

学ぶことができる言葉

として用いられます。

 

例えば、

「自分の名前の由来を親に聞く」

などと使います。

 

④経緯

意味は、

「縦と横」「南北と東西」

「物事の道筋。いきさつ。てんまつ。」

などがあります。

 

「けいい」と読む事が多いと思いますが、

「いきさつ」「たてぬき」

と読まれることもあります。

例えば、

「物事の経緯を順序良く説明しなさい」

などと使います。

 

⑤伝説

意味は、

「ある時、特定の場所において起きた

と信じられ、語り伝えられてきた話」

です。

 

昔話、カメを助ける浦島太郎も

「浦島伝説」として

言い伝えられてきたお話しの一つですね。

 

例えば、

「祖父から伝説上の人物の話を聞いた」

などと使います。

「物語」の類語一覧まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「成り立ち」
「故事」
「由来」
「経緯」
「伝説」

どうでしたか?

全ての関連ある出来事をまとめて

「物語」となるようです。

 

人を感動させる、ワクワクさせる

知りたいと思わさせる

など「物語」には沢山の魅力が

存在しています。

 

1つの「物語」から得られる感想が

人それぞれなのが面白い所ですね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。