敬語

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「協力」は自分が協力する側なのか

される側なのか、状況によって

「協力」という言葉は変化します。

 

そんな時はその状況に適した言葉を

使う必要もあります。

 

今回はそんな「協力」の

類語についてまとめました。

「協力」の意味は?

意味

「協力」の意味は

「力を合わせて事にあたること」

となり、使い方として

「友達に協力を仰ぐ」などと使います。

 

当然個人に限らず、国家であっても

複数関わって事にあたれば

「協力」を使います。

「協力」の類語は?

①「互助(ごじょ)」

「互助」の意味は、

「互いに助け合うこと」です。

 

主に「力を合わせて目的に進むこと」

と言う内容として使われます。

 

家族・友人・クラブ活動仲間など、

個人的な関係性を持つ集まりを

指す言葉として使われることが多いです。

 

更に自治会やボランティアグループ、

NPO等など幅広い範囲の

協力団体なども「互助」が使われます。

 

②「合作(がっさく)」

「合作」の意味は、

「一つの作品を多人数で

共同作業し制作すること」です。

 

「互助」と「合作」の違いは、

「互助」が助け合いを

目的とした言葉だったのに対して、

「合作」は二人以上の複数の

人物、団体、国、企業などが共同して

何かを作り上げるという点です。

 

つまり、何かしらの作品を複数で

作り上げる時に「合作」を使います。

 

③「援助(えんじょ)」

「援助」の意味は、

「困っている人に力を貸すこと」です。

 

「互助」と「合作」が

互いに協力する関係だったのに対し、

「援助」は片方がもう片方へ

力添えすることを指します。

 

主に「相手の代わりにやってあげる」

といった意味になり、相手の作業を

肩代わりする場合などに使います。

 

④「支援(しえん)」

「支援」の意味は、

「苦境にある人に力を添え助けること」

です。

 

「援助」と似た意味として使われる

「支援」ですが、

「援助」が相手の肩代わりとして

作業を行う意味だったのに対して、

「支援」は相手を手助けして、

一緒に作業を行う

と言う意味として使われます。

「協力」の類語一覧まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「互助」「合作」
「援助」「支援」

「協力」の類語は

・人数や所属するグループ

・誰から誰に対しての協力なのか

・協力する内容

によって使い分けれます。

 

普段何気なく使っている言葉ですが、

言葉の使い分けを知ることで、

本当の意味についても

改めて知ることが出来ますね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。