931d23eb55e9761949c7e0a7149732ab s e1531623103424 - 「兎にも角にも」徹底解説!意味、類語とは?

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「兎にも角にも」という言葉を

聞いたことがありますか。

 

聞いたことがあるか以前に、

漢字をどう読めば良いのか分からない

という人もいるかもしれません。

 

「兎(うさぎ)」「角(つの)」

という漢字が使われていますが、

これは「とにもかくにも」と読みます。

 

そこで今回は

「兎にも角にも」という言葉の

構成、意味、類語などをまとめました。

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「兎にも角にも」の言葉の構成とは?

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「とにもかくにも」という言葉は

古語から来ています。

 

これは

副詞「と」+格助詞「に」+

係助詞「も」+副詞「かく」+

格助詞「に」+係助詞「も」

と分解されます。

 

また、

副詞の「と」は

「あのように。ああ。そのように。そう。」

副詞の「かく」は

「このように。こう。こんなに。」

を意味します。

 

したがって、

古語の「とやれ、かくやれ」は

「ああしろ、こうしろ」

と訳されることになります。

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「兎にも角にも」の意味は?

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それでは、

古語の「とにもかくにも」は

どのような意味になるかというと、

次の二とおりの意味があります。

 

1「ああともこうとも。」

(古文)

「世の中にいとものはかなく、

とにもかくにもつかで、

世に経る人ありけり」

(蜻蛉日記)

 

(訳)

「世の中にとても頼りなく、

ああともこうともつかないで、

この世に生き続けている人があった」

 

2「いずれにしても。ともかくも。」

(古文)

「とにもかくにも、虚言多き世なり」

(徒然草)

 

(訳)

「いずれにしても、うその多い世の中である」

 

このようなことから、

現代語では

「あれにもこれにも。

何にも。何にせよ。ともかくも。」

という意味になります。

 

なお、

「ともかくも」は

「どのようにも。なんとも。

どのようにでも。なんとでも。

・・・はさておき。

・・・は別として。

どのようであろうと。何にせよ。とにかく。」

を意味します。

「兎にも角にも」の類語は?

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「兎にも角にも」には

ほとんど同じ意味の

「とにかく」「ともかく」

の類語があります。

 

では、

それぞれの意味を見てみましょう。

 

「とにかく」は

「あれこれと。何やかやと。

それはさておき。何にせよ。ともかく。」

という意味があります。

 

「ともかく」は

「・・・はさておき。

・・・は別として。

どのようであろうと。何にせよ。とにかく。」

という意味があります。

 

これら三つの言葉は、

ほとんど大差がないと言えるでしょう。

 

私たちはある言葉の意味を

理解しようとする場合、

ついその言葉に使用されている

漢字を意識してしまいます。

 

つまり「兎にも角にも」の

「兎(うさぎ)」や「角(つの)」

といった漢字を目にしてしまうと、

その言葉に「兎(うさぎ)」や「角(つの)」

に何か関係があるのではないか

と想像してしまいます。

 

今回はそれらからは

全く想像できない意味でしたね。

 

これが日本語の面白さであり、

難しさでもあるでしょう。