この記事は約 2 分で読めます。

 
「流れ」という言葉は「川の流れ」

などの水を思い浮かべる人が

多いのではないでしょうか。

 

しかし、思っている以上に

色々なシーンで使っています。

 

さて、

今回は幅広く使う「流れ」について、

意味や類語をチェックしてみましょう。

「流れ」の意味は?

「流れ」の意味は、

①「気体・液体などが流れる様」

②「流れるような動き」

③「物事の変化」

④「血統」

⑤「屋根などの傾き具合」

⑥「質に出したものの期限が過ぎて

所有権を失うこと」

などのたくさんの意味があります。

使い方はそれぞれ

「川の流れが激しい」

「人の流れに合わせる」

「時間の流れ」

「○○家の流れ」

「片流れ」

「質流れ」

のような使い方ができます。

「流れ」の類語は?

「流れ」の意味はたくさんあるので、

その意味と連携しながら主な類語を

4つ解説していきたいと思います。

①「フロー」

「フロー」は英語の

「flow」のことです。

 

意味は

「何かが流れること」

「ある期間の動き」です。

 

先の「流れ」の意味で共通するのは、

「①気体・液体などが流れる様」

「②流れるような動き」

「③物事の変化」などです。

 

「フロー」を使った言葉で、

「ワークフロー(工作の過程)」

「業務フロー(業務の進行)」

「フローチャート(流れ図)」

のように日本では会社で

使われることが多い言葉です。

 

②「流出(りゅうしゅつ)」

「流出」の意味は、

「外に流れ出ること」

「内部にあったものが

外部に出て行ってしまうこと」です。

 

「流れ」の意味の中でも

「①気体・液体などが流れる様」

「②流れるような動き」

と共通するのですが、

「流れ」ではただ

「流れること」を意味しています。

 

これに対して「流出」は、

「内部⇒外部」という移動を

伴いながら流れることを意味しています。

 

例えば、

「日本の美術品が海外に流出する」

「多くの人が田舎から都市部に流出する」

などの使い方ができます。

 

ニュースなどでは犯罪などで

「お金の流出した」

などと悪い意味でも使われます。

 

③「進路(しんろ)」

「進路」の意味は、

「これから進んでいく道」です。

 

「流れ」の意味の中で、

「①気体・液体などが流れる様」

「②流れるような動き」

に近い意味です。

 

例えば、

「台風の進路」

「大学を出てからの進路を考える」

などの使い方ができます。

 

④「動向(どうこう)」

「動向」の意味は、

「人や社会が今後変化していく方向性」

「動いていく傾向」です。

 

「流れ」の意味の中でも、

「③物事の変化」と共通しています。

 

例えば、経済ニュースを見ていると

「経済の動向」「景気の動向」

などの言葉をよく聞きませんか。

 

また、「彼のその後の動向を探る」

のような使い方もできます。

「流れ」の類語一覧まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「フロー」
「流出」
「進路」
「動向」

どうでしたか?

「流れ」には

「人の流れに合わせる」「式の流れ」

などの言葉を使うこともあります。

 

こういった言葉も

うまく類語を使うことで、

より伝わりやすい文章になりますね。
 

他の記事も見る

この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。