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普段よく耳にしているけれども
あいまいに理解している
言葉はありませんか?
子供であればまだ許される事でも
大の大人が間違いを指摘されると
本人の恥ずかしさは当然ですが、
周りからの信用にも
関わってくる事も考えられます。
そのような事にならない為に
言葉について学んでいきましょう。
今回は日常会話からメディアでも使われる
「原因」という言葉の意味や対義語
について勉強していきます。
「原因」の意味とは?
「原因」は名詞として使われます。
意味合いとしては
「物事の状態や変化を引き起こす
もとになる事やその事柄」
となります。
言葉のイメージから負のイメージを
抱く人も多いですが、
悪い事だけでなく良い事が起きる際にも
「原因」は存在しますので
あまり偏った感じ方は
しない方が良いです。
「原因」の類義語は?
原因の類義語として
「要因」
が挙げられます。
「要因」には
「物事が起こった際に
その理由として考えられる事柄」
という意味があります。
要因は決して1つではなく
複数あるのが特徴です。
- 原因
- 要因
1つに断定できる場合や特定が可能な場合
1つに断定できない場合や複数ある場合
として覚えておけば
使う時に迷わないのではないでしょうか?
以下は例文になります。
前提:交通事故が起きました。
①事故の原因は居眠りだと思われます。
②居眠りの要因は日々の疲れや
慢性的な睡眠不足が挙げられます。
この例文では事故の原因は
「居眠り」である事がわかります。
そしてその居眠りの要因は
「日々の疲れ」と
「慢性的な睡眠不足」です。
原因は1つで要因は2つありました。
「原因」の対義語は?
そして原因の対義語にあたる言葉として
「結果」
があります。
結果とは
「物事が起こった事によって発生した事柄」
の事です。
例文その1
予め先方に話を通しておいたので、
【原因部分】
計画をスムーズに進める事ができた。
【結果部分】
例文その2
何回か携帯を落としていたので、
【原因部分】
ついに画面が割れてしまった。
【結果部分】
例文を見るとどちらも原因があって
結果を招いています。
原因と結果は並びが逆転する事は無く、
時系列で起こっている
と考えれば良いでしょう。
「原因」の対義語として間違えやすい言葉は?
間違えやすい単語は以下の6つです。
- 理由:物事の根拠を表す言葉
- 失敗:物事をやり損なう言葉
- 結実:物事を行った結果として
- 結局:物事を行って
- 敗北:戦いに負けた時に表す言葉
- 失点:物事が不十分で
成果が得られた事を表す言葉
落ち着いた状況を表す言葉
足りない状況を表す言葉
これらの言葉が比較的間違えられやすい
言葉として有力です。
原因と似た意味の言葉もあれば
明らかに違った意味を表す言葉もあります。
それぞれの意味をしっかりと理解し、
正しく使えるようにしておきましょう。
原因やその対義語を学ぶのは
小学生5年生頃が一般的です。
対義語や類義語は苦手な人も多いですが、
社会に出てから大人が小学生レベルの
言葉の使い方を間違うと
信用問題に関わる事もありますので
忘れないように注意していきましょう。
この記事の監修者

- 現役の国語教師です。形式的なWeb辞書のようなものではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえるサイトを目指します。
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