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似ている意味の言葉で、

状況によっては同じ意味として

使う事ができる言葉を「類語」と言います。
 

特に直接言いにくい単語に対して

ニュアンスを変えて伝えたい時が

人によってはありますよね。
 

今回はそんな会話で使う、

「酷い」の意味や類語

についてまとめました。
 

「酷い」の読み方、意味は?

「酷い」は、

「ひどい」「むごい」

と読みます。
 

「酷い」の意味

  • 「程度がはなはだしい」
  • 「非常に悪い」
  • 「残酷である」

などがあります。
 

あまり好感が持てない状況で

使われる事が多い言葉です。
 

この「酷い」という単語の

類語は一体どんなものがあるか

見ていきましょう。
 

「酷い」の類語は?

「酷い」の類語の中から、

程度を表す時に使われる類語を

いくつか挙げてみます。
 

①「凄い(すごい)」
 

 
「凄い」の意味

  • 「程度が普通を超えている」
  • 「並外れている」

などがあります。
 

「凄い」を使用する場面として

好感が持てる状況でも、

好感が持てない状況でも、

どちらでも使う事ができます。
 

そのために、例えば

「テストで凄い点を取った」

のように、状況や評価を表す言葉がないと

「良いのか?悪いのか?」

などの判断ができない場合もあるので、

注意が必要です。
 

②「激しい(はげしい)」
 

 
「激しい」の意味は、

  • 「勢いが強い」
  • 「普通の度合いでない」

などがあります。
 

「激しい」は、

好感が持てるか持てないかは関係なく、

その物の勢いが強い事を表す時に使います。
 

例えば、

「激しい雨が降っている」という場合は、

あくまでも雨の降り方が

強い事だけを表しています。
 

③「厳しい(きびしい)」
 

 
「厳しい」の意味は、

  • 「厳格で容赦がない」
  • 「自然現象の程度がはなはだしい」

などがあります。
 

「厳しい暑さが続く」

というような耐えがたく、

我慢が必要な場合に使われます。
 

その他にも、

  • 「きつい」:刺激や不快感が強い
  • 「莫大」:量や数が異常に大きい
  • 「下手」:能力が平均を下回る
  • 「恐ろしい」:不安が引き起こされる
  • 「無慈悲」憐れみのない様子
  • 「残忍」:苦痛を与える様子

「酷い」の類語一覧まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「残忍」
「下手」
「莫大」
「無慈悲」
「凄い」
「激しい」
「厳しい」
「きつい」
「恐ろしい」

類語は1つの言葉に対して、

数多く存在します。
 

類語を使ってわかりやすい

言葉を心掛けましょうね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。