感情

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「感情」は抽象的な言葉ですが、

「私は世界中を旅してきた。」

「いつも会う女性を好きになった。」

などで大きく変わるものですよね。

ことのは先生
ことのは先生
「感情」の語源は
英語表記の
「feeling」
から来ています。

「feeling」の語源が

「触れて感じる」である為です。

 

では、そんな「感情」意味を

簡単に見てから対義語を紹介します

「感情」の意味、類語は?

意味

「感情」の意味は

「人が持つ気持ち、心の起伏(きふく)」

「物事に対し良くも悪くも思うこと」

となります。

 

「感情」の類語は冒頭にも出した

「フィーリング」を始め、

・心緒(しんしょ)
・感じ
・気分
・気色
・気持ち

などがあります。

 

また、

「感情」は英語でも色々な表現があり、

・「emotion」
・「affect」
・「affection」
・「chord」
・「injury」
・「feeling」
・「passion」

と複数あって、少しニュアンスが違います。

「感情」の対義語は?

対義語

「感情」の対義語は

「理性」と言います。

 

「理性」の意味は、物事に対して

・冷静に考えることができる能力

・道理的に考える、判断出来ること

となり、

「感情的になりそうだったが

落ち着いて対処することを考えた。」

「ラーメンが食べたくなったが

太るので思い留まった。」

などの状態をイメージできる言葉です。

 

ちなみに、「理性」を英語にすると

・「reason」
・「sense」

と表現できます。

ことのは先生
ことのは先生
「理性」の語源は
英語表記の
「reason」
から来ています。

「reason」の訳語で、

明治初期に啓蒙家(けいもうか)の

西周(にしあまね)によって

哲学用語として使われました。

「感情」の対義語を言い換えると?

吐

最後に「理性」と

似た言葉も見ておきましょう。

 

「理性」の言い換えは

・「理知」
・「悟性」
・「知性」

があります。

 

それぞれ意味を見てみると、

「理知」

「物事に対して知恵を絞り、

正しい判断が出来ること」

「悟性」

「論理的な思考力であり、

理性とは違った経験界に関係するもの」

「知性」

「物事を知っていく中で思考したり、

判断をしていく能力」

 

どうでしたか?

どの言葉も似ていますが、

1つ1つ少し違いますね。

 

ひとまず、

「感情」「理性」

のセットは覚えておいて下さいね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。