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「ルール」という言葉は

スポーツで使われる事が多く

馴染みのある言葉です。

 

元は英語ですが、

日本に定着しているので無理に

訳す事なく使われる事が多くあります。

 

しかし、

仕事などで文書を作成する時に

そのまま「ルール」と使う事には

抵抗があるのではないでしょうか?

 

今回はそんな「ルール」の類語

についてまとめました。

「ルール」の意味は?

意味は

「物事を行う上で

守るように定められた約束事」

です。

 

英語の「rule」がそのまま日本に定着して

使われるようになりました。

 

主にスポーツの守るべき

決め事として使われる他に、

一般的に正当だと考えられている手段などを

指して使われる事もあります。

 

例えば、

「コンサートのチケットを

転売するなんてルール違反だ。」

などと使います。

「ルール」の類語は?

①「規則(きそく)」

意味は

「物事を行う際に

守らなければいけない事柄を定めたもの」

「物事が正しくあるための法則や道理」

などがあります。

 

ある行いや手続きに関して

規準になるように定められた事を言います。

 

規則正しいなど物事が整然としている様子を

表す時にも使われます。

 

例えば、

「働き方改革に伴って

我が社の就業規則が見直された。」

などと使います。

 

②「決まり(きまり)」

意味は

「物事の終わり、決着」

「定められた事柄」

「いつもの事、普通の事」

などがあります。

 

きちんと定められている事柄というより、

普段からしている事や昔からしている事で

当たり前のようになっている

行動や慣習などに使われる事が多いです。

 

例えば、

「祭りの後はみんなで

宴会をするのが決まりになっている。」

などと使います。

 

③「規定(きてい)」

意味は

「物事の内容や方法をはっきりと定める事」

「法令の条文として定める事」

などがあります。

 

そのものがどういうものであるか

それをどう行うか

などを条文として定める事、

もしくはその個々の条文の事を指して使います。

 

例えば、

「我が社は品質管理について

細かく規定しています。」

などと使います。

 

この他にも、

行動などの指針となる

④「準則」⑤「規準」

行動をする上での慣習や原則を表す

⑥「規律」⑦「決め事」

権威が定めた規則である

⑧「法令」⑨「条例」⑩「会則」

なども類語です。

「ルール」の類語一覧まとめ!

まとめ
まとめ
今回紹介した類語
「規則」
「規定」
「準則」
「規準」
「規律」
「決まり」
「決め事」
「法令」
「条例」
「会則」

「ルール」は英語でありながら

日本に定着して日常的に

使われている言葉です。

 

しかし、

畏まった場や仕事などの

正式な文書においては

類語を使った方が良い場合があります。

 

「ルール」と言っても厳密なものから

習慣的なものまで幅広くあるので、

それぞれの状況に合った

類語を使うようにしてくださいね。

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。