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ビジネスの世界では

「多様性の高い企業は繁栄する」

と言われていました。

 

アメリカの企業と日本の企業を比べた時、

「多様性」に優れているのは

アメリカの企業と言われています。

 

少し難しい説明で、

よくこの「多様性」

という言葉が出てきますね。

 

今回はそんな「多様性」の

言葉について解説したいと思います。

「多様性」の意味は?

意味は

「様々な種類や傾向のものがあること」

「変化が豊かなこと」

などがあります。

 

意味を見ると、

確かに日本の企業には

まだ「多様性」が

足りていないようにも思えますね。

「多様性」の対義語は?

「多様性」の反対の意味を持つ

対義語は「画一性」

が最も適切な表現となります。

意味は、

「すべてのものが一様で、

各々の個性や特徴が見られないさま」

「一つの枠に当てはめるさま」

などがあります。

 

冒頭を言い換えると、

日本の企業は画一性がある

と言うことですね。

 

例えば、

「個性を見ることができない

画一性を持つ教育」などと使います。

 

さらに、

この「画一性」に似た言葉としては

「一様」「一律」などが挙げられます。

 

簡単にそれぞれを見てみると、

・一様

意味は、

「同一のこと」「全部同じようすであること」

「世間によくあり、ありふれていること」

などがあります。

 

他の人と平等となる事柄にも使われます。

 

例えば、

「人の時間は一様に同じ速さです」

などと使います。

 

・一律

意味は、

「継続される調子で変化のないこと」

「どのものにも同様に扱い例外がないこと」

などがあります。

 

スーパーや百貨店などの価格で

よく使われている言葉です。

 

例えば、

「郵便局の送料は全国一律の料金です」

などと使います。

「多様性」の類語は?

「多様性」の類語として

「多種多様」「千差万別」「多彩」

が挙げられます。

・多種多様

意味は、

「種類などが多く、色々様々であること」

です。

 

多くの用途と品揃えがあるようなお店に対し

使い事が多い言葉です。

 

例えば、

「この100円ショップには

多種多様な商品がそろっている」

などと使います。

 

・千差万別

意味は、

「種々様々の違いがあること」

「様々に異なり同じでないこと」

などがあります。

 

1000ほどの差を持ち、

10000以上別な物があるという、

読んで字のごとくの意味になっていますね。

例えば、

「本日の会議は千差万別の

意見でまとまらなかった」

などと使います。

 

・多彩

意味は、

「色の種類が多く色どりが美しいこと」

「変化や種類が多くにぎやかなこと」

などがあります。

 

華やかな場面などによく使われる言葉です。

 

例えば、

「今年のお祭りは多彩な催しになりました」

などと使います。

 

どうでしたか?

対義語をみると、その言葉の意味も

より理解できるように思います。

 

「多様性」に優れた人材と

「画一性」に優れた人材はどちらが

重宝されるかは企業次第ですね。

 

どちらも良さがありますが、

これからの時代は「多様性」のある人材が

求められるのかもしれませんね。
 

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。