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受験や就職の際、有利になる「漢字検定」

 

例えば、高校の入学試験の際に

「漢字検定」準2級や3級を持っていると

テストの点数に10点足されるなど

少し有利になります。

 

しかし、

履歴書に「漢字検定〇級合格」

などと書いてはいけません。

 

テレビなどでも「漢字検定」と言われますが、

実は正式名称ではありません。

 

では、正式名称に合わせて

実際評価されるのは何級からか、

CBTとは何か?など色々見ていきたいと思います。

「漢字検定」の正式名称は?

「漢字検定」の正式名称は

「日本漢字能力検定」です。

 

他にも英検は

「実用英語技能検定」

数検は

「実用数学技能検定」

と、意外と知らないですよね。

 

ちなみに、どれも履歴書に書く際は、

取得した年と月も記入する必要があります。

 

例えば、

平成30年6月に取得したと履歴書に記入する場合、

「平成30年6月 日本漢字能力検定2級合格」

と記入します。

 

うっかり「漢字検定2級合格」

などと書いてしまうと、

厳しい企業は書類選考の時点で

マイナスイメージがついてしまいます。

 

せっかく努力して手に入れたのだから

少しでもプラスにしたいですよね。

 

さらに、

取得日に関しては正確でないといけません。

 

昔とったけど、取得日の記憶がない時は、

日本漢字能力検定協会へ問い合わせましょう。

 

合格者情報を教えて貰うことはもちろん、

有料ですが合格証の再発行も可能です。

「漢字検定」で評価される級は?

これは会社によって違いはありますが、

転職の際に記入するのは

「最低3級」からできます。

 

しかし、

常用漢字がマスターできていると

大きく評価されるのは

「2級」です。

 

とは言え、

3級でも評価してもらえるので、

持っているなら必ず書いておきましょう。

「漢字検定」のCBTって何?

「漢字検定」は年3回の受験日の他にも、

受ける方法があります。

 

それが

CBT(Computer Based Testing)

というものです。

 

最近、漢字検定のCBTという言葉を

よく見るようになったので、

一応覚えておきましょう。

 

CBTの特徴として

・年3回の紙での受験日に限らず

試験会場のコンピューターで受けることができます。

(試験日程や時間は、会場によって異なる)

・試験結果は検定後10日を目安に発送され、

素早く受験結果が分かります。

・47都道府県に150以上の

受験会場が設置されています。

・2級から7級を受けることができます。

 

今までの検定と違って

非常に簡単に受験ができるので

CBTについて詳しく知りたい場合は、

以下の公式ホームページをみてくださいね。

CBT公式
 

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。