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「日本語検定」と言うと、
「誰でも取れるんじゃないの？」
と思われる方も多いでしょう。
ありません。
これは日本人向け
の資格なので、
１級ともなると
非常に難しい
試験となります。
実際、
「私は正しい日本語を使えている」
と、自信をもって答えられる人は
一体どれだけいることでしょうか。
今回はそんな能力のアピールとなる
「日本語検定」について
紹介していきたいと思います。
「日本語検定」ってどんな資格？
日本語検定は通称「語検」と略され、
日本語を正しく使うための民間資格です。
日本語を母国語とする方が主な対象で、
・日本語を正しく使いたい人
・日本語をもっと知りたい人
におススメの検定となっています。
そんな方のために、
「漢字」「表記」「敬語」
「言葉の意味」「語彙」「文法」
など日本語にまつわる
全てを網羅できるのが
【日本語検定】となります。
また、
「日本語能力試験」という
検定もありますが、
これは日本語を母国語としない方を
主な対象としているため、
混同しないようにして下さいね。
「日本語検定７～１級」の難易度、費用は？
日本語検定には7～1級が存在し、
各級に準級があるため
「合計で14級」もあります。
各級で得点率により
準級かそうでないかを判断されます。
例えば、1級での総合得点率が
「80％以上で1級」
「70～80％で準1級」
と認定されます。
ただし、各級に認定されるためには、
問題の6分野別に全てが50％を
超えていることが条件です。
（※7級は除く）
その為、得意分野を伸ばす勉強法より、
苦手を無くす勉強法が大事になります。
7～5級：小学校卒業レベル
4級：中学校卒業レベル
3級：高校卒業～社会人基礎レベル
2級：大学卒業～社会人中級レベル
1級：社会人上級レベル
◇受講費
7～5級：各1,800円
4級：2,500円
3級：3,800円
2級：5,300円
1級：6,300円
「日本語検定７～１級」の勉強時間、合格率は？
7～4級：1～2時間
3級：10時間
2級：20時間
1級：50時間
◇合格率
7～4級：80％以上
3級：70％
2級：50％
1級：10％
認定率ですが、1級は準級認定を
合わせても約30%ですので、
思っているよりも
勉強をした方が良いと言えます。
以上ですが、似た資格である
漢字検定が気になる方はこちらも
読んでみて下さいね。
どうでしたか？
通常の義務教育を終了している方ならば、
基本的に3級までは比較的簡単に
取れる資格と言えますね。
また、本番でミスしても
準級が取れる珍しい資格ですので、
チャレンジしやすく
幅広いアピールにもなる良い資格ですね。
この記事の監修者
- 公立高校国語教師・漢字検定準１級
- 現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい！面白い！」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。
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