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「クライアント」は

かっこいいビジネス用語ですが、

慣れるまで戸惑ったことはありませんか。

 

普通に日常生活を送っている分には、

ほとんど使わない言葉ですから

無理もありません。

 

では、今回はそんな

「クライアント」の意味、対義語を

紹介していきたいと思います。

「クライアント」の意味は?

「クライアント」の意味は、

「得意先」「取引先」「顧客」「依頼人」

などです。

もっと具体的な意味を言うと、

「迎えられて対応される側」

になります。

 

元々は「client」と言う英単語で、

「クライエント」と発音する方もいます。

 

「クライアント」と言う言葉が

よく使われる場としては、

広告代理店、IT関連会社、

カウンセリング業務などがあります。

 

また、

コンピューターネットワークで

機能・データを利用する側の

パソコン、スマホなどの機器やソフトウェアを

「クライアント」と言うこともあります。

 

ちなみに、

この時に機能やデータの

提供する側のことを、

「サーバー」と言いますね。

「クライアント」の対義語は?

では、「クライアント」の対義語を

3つ紹介していきます。

①「ホスト」

これを聞いて意外かもしれませんが、

「ホスト(host)」の意味は

「お客さんとして

丁寧におもてなしすること」です。

 

しかし、日本だとホストクラブがあって

男性のイメージが強いでしょう。

 

確かにパーティーやクラブなどで、

お客さんのおもてなしをする男性を

「ホスト」と言います。

 

ワイド番組で進行役を務める男性も、

「ホスト」と言われています。

 

しかし、男女関係なく

「お客さんをおもてなしする人」が

本来の「ホスト」ということです。

 

例えば、海外にホームステイする時に、

自宅で迎えてくれる家族を

「ホストファミリー」と言うでしょう。

 

②「ホステス」

「クライアント」の対義語が

「ホスト」なら当然、

「ホステス(hostess)」

も対義語に当たるでしょう。

 

「ホスト」が男性に

使われることが多いのに対して、

「ホステス」は女性に対して

使われることがほとんどです。

 

具体的な意味は、

「お客さんをおもてなしする女性」

「ワイド番組の進行役を務める女性」

です。

 

また、

「スチュワーデス」のことを

「エアホステス」と言うこともありますね。

 

③「提供者(ていきょうしゃ)」

「クライアント」の対義語に、

「提供者」も挙げられます。

 

「クライアント」がサービスを

受ける側であるのに対して、

「提供者」はサービスを供給する側です。

 

つまり、

「提供者」は状況によって、

「主」「販売者」「受注者」

などに当たります。

 

会話の中で使うには

「提供者」という言葉は、

しっくり来ないでしょう。

なので、

「主」「販売者」「受注者」などから、

シーンに合った適切な言葉を

選んで使いましょう。

 

どうでしたか?

社会人になりたての方だと、

「クライアント」という言葉を

初めて耳にする方も

多いのではないでしょうか。

 

意味や対義語を理解して、

正しく使いましょうね。
 

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。