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2019年4月1日に

「平成(へいせい)」から「令和(れいわ)」

という新元号に変わりましたね。

 

多く人の予想を大きく覆す

漢字「令(れい)」

は特に気になるところですね。

 

そこで今回は西暦と和暦の関係

「今令和(れいわ)何年?」

に合わせて、

この元号、漢字の意味、由来

をまとめました。

今「令和(れいわ)」何年?

私も混同していたのですが、

「令和の切り替えがいつからなの?」

というのが

「1月1日」「4月1日」「5月1日」

と、色々な声が出ているのです。

 

結論から言うと、

「令和は1月1日で変わる」

が正しいということで決着がつきました。

 

実際、私に市役所から

送られてきた書類には

令和2年は1月1日で切り替わっていました。

 

では、それを元に

今何年なのか辿ってみましょう。

◇平成31年
2018年4月1日~2018年12月31日

◇平成32年
2019年1月1日~2019年4月30日

◇令和元年(1年)
2019年5月1日~2019年12月31日

◇令和2年
2020年1月1日~2020年12月31日

◇令和3年
2021年1月1日~2021年12月31日

◇令和4年
2022年1月1日~2022年12月31日

◇令和5年
2023年1月1日~2023年12月31日

といことになりますね。

この先、「令和」が

何年まで続くか楽しみですね。

「令和(れいわ)」の意味は?

 
この元号に込められた意味は

「人々が美しく心寄せ合う中で文化は花開く」

となります。

 

2019年は世界的に見ると、

自己主張が激しく平和的な解決が少ない

世の中と言えます。

 

日本だけで見ても、

「いじめ」「虐待」

などが目立つ世の中だったので、

込められた意味は

素晴らしいものではないでしょうか。

「令和(れいわ)」の由来は?

万葉集の梅花(うめのはな)が

由来となりました。

 

今まで中国の古書を引用することが

多かったので良かったのではないでしょうか?

 

抜粋すると、

「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、
梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」

 

この意味は、

寒さを耐えその後に

美しく咲く梅の花を

「希望に満ち溢れている」

と捉えこの元号に適用されています。

「平成、昭和、大正、明治」の意味は?

◇平成

「国の全て(災害、外交、内政)

が平和になるように」

◇昭和

「国民の平和を願い、

さらに世界との繋がりが良くなるように」

◇大正

「天が国民の声をしっかり届け、

政治が正しく公正に行われるように」

◇明治

「天下が明るく治まるように」

「令」の漢字の意味は?


 
この漢字の

訓読みは

「いいつけ、おさ、よ(い)」

音読みは

「レイ、リョウ」

となっています。

 

漢字の意味としては

少し強い意味があり、

「命じる、おきて」

などがあります。

「命令」「法令」 などに使われていますね。

 

また、

「りっぱな、敬称」などの意味も持ち、

「令色」「令嬢」

などと使われることもあります。

 

ただし、「令和」の「令」には

「よき言葉、神の言葉」

と言った意味からとられています。

「和」の漢字の意味は?

この漢字の訓読みは

「やわらぐ、やわらげる」

「なごむ、なごやか」

音読みは「ワ」

となっています。

 

漢字の意味としては

「おだやか、なかよくする」

などの意味の

「温和」「平和」や

「日本」そのものの意味で

「和服」 などと使われますね。

 

こちらは

「日本の平和」

を願った元号には人気の漢字でしたね。

どうでしたか?

明治、大正、昭和、平成で

色々なことをへて迎えた「令和」

 

この意味に添った時代になると良いですね。
 

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この記事の監修者

ことのは先生
ことのは先生公立高校国語教師・漢字検定準1級
現役の国語教師です。形式的なWeb辞書ではなく「分かりやすい!面白い!」と思ってもらえる記事を心がけています。時折頂く皆さんからのコメント、ありがとうございます。とても励みになっています。